ぼっち・ざ・ろっく!【webで読んだ漫画の感想】

webで読んだ漫画の感想を備忘録的に書いていく。

「ぼっち・ざ・ろっく!」。

出版は芳文社、作者ははまじあき。無料で読むには、webだとCOMIC FUZとか。

アニメと一緒に見て初めて完成する漫画。



友達のいない女子中学生がギターを初めて人気者になろうとして、ギター自体はめちゃくちゃ上手くなったけど中学時代は何もなくて、高校で花開く漫画。

この作品は運よくアニメになったので、音源がついて、ある意味やっと完成した。

比較対象は「けいおん!」だろうな~と。

けいおん!は当時のおたくでもわかる音作りだったが、今作は完全にロックに振り切った作品。

音が女子高生じゃなくて完全におっさんの音。「気になってる人が男じゃなかった」とかも、音楽の趣味が完全におっさんなのよねと、そういう系統かなと、このアニメを見てなんとなく思った。

ぼっち・ざ・ろっく!

漫画だけでいうと、「まんがタイムきららMAX」のあの感じ、というだけでわかってしまう内容で、特にこれといった起伏のない、かわいいキャラの日常を描く四コマ漫画。

けいおん!が2007年開始でアニメが2009年なので、約10年後の漫画・アニメということで。

けいおん!との違いは、学校の軽音部ではなく、下北沢のライブハウスでの活動という部分か。

あの街はなんだか不思議な街で、そういう意味でも、けいおん!よりはかなりとがった設定なのだけど、漫画では、なんかバンドガールなかわいい女の子たちのなんとなく日常、みたいな話で、そこまで生きている設定ではない。

この設定が生きているのはアニメのほう。

特に音に関しては完全に「おっさん」が作っているロック。女子高生が作る音としては結構違和感あるけど、ロックが好きな人じゃなければそこまで気にならないか。特にニコニコで2007年以降に起こるボカロ系の音を聞いてきた人にとっては、普通の音に聞こえるはずなので、その世代は女子高生の音作りとして違和感ないかも。

90年代中盤から後半あたりに活躍したインディーズ系のバンドの音が好きな人達が、2000年代の前半にデビューしているのだけど、その系統の人達や、その系統の人達に影響を受けた人達が音を作っているアニメ、多分。音源のクレジットを見ると「ああーわかるわかる」ってなる感じ。まあアジカンの曲も歌っているし、そういうことなんだろな感。

ナンバーガール好きだったんだね、CLUB QUATTRO行ったよね、わかるよ、みたいな音作りになっている。

けいおん!も、もちろんプロが音を作っているので、女子高生の音ではなかったけど、それでも最低限女子高生っぽさを匂わせたり、音を寄せたりしていた、フレーズとか歌詞とかも。

「ぼっち・ざ・ろっく!」は「知るか!これが俺の好きなロックだ!」という突き抜けたスタンスを感じる。

漫画はきららMAX的ゆるふわ日常4コマ漫画。それ以上でもそれ以下でもない。

アニメは、女子高生の皮をかぶったおっさんがギターを弾いている作品。そういう意味で突き抜けた名作。