タルコフアリーナ(Escape from Tarkov: Arena)レビュー

まだクローズドベーダだけど。

後発組なのでそこまでたくさんプレイできたわけではないけど、レビューを書いておく。

単純な感想としては以下。

  • タルコフ本編の撃ち合い練習としてとても良い
  • ロードアウト解放は苦痛
  • 敵との装備差が大きいマッチが多い
  • 味方が回線落ちしても無効試合にならずに負けになることが多い

基本の操作はタルコフと同じなので、タルコフをプレイしている人にとってはお馴染みな感じ。

慣性がきつく、他のゲームと違って独特の操作スキルが必要になる。

メインモードの基本のゲームルールは5vs5の殲滅戦でラウンド制。5ラウンド取ったら勝ち。時間切れでキャプチャー取得モードに切り替わる。

武器や防具は自由に決められない。プリセットとして用意されているものを使用する。

プリセットはスキルツリーのようなロードアウト制。ロードアウト解放がかなり苦痛。

マッチング後にロードアウトを決める形。ロードアウトは手持ちのルーブルを消費する。無料ロードアウトもあるが、ゴミなので、ルーブルがなくなったら実質終わり。クローズドベータの段階ではランクマッチしかなく、ルーブル切れに対する救済策はない。PVEやアンランクも予定されているため、オープン後にこれらが救済策になるのかも。

タルコフの有利不利は武器よりも弾の性能とアーマークラスの対比で決まるので、弾が弱いロードアウトはかなりつらい。ツリーを解放していっても、選んだルートによっては弾がゴミなのでルーブルだけ高くなって実際は弱いみたいなこともある。というか、そういうルートが多すぎてロードアウト解放が苦痛でしかない。

ツリー選びを失敗すると、勝率によっては破産する。PVEやアンランクがその救済策になるのではと予想しているが、どうなるかは不明。

サーバーの状態が良くなく、落ちる人が多い。敵味方どちらでも誰かが落ちると無効試合になるのだが、ならない時も結構多い。人数不利のまま負けになることが多い。

マッチングに関しては、3つ上、4つ上のロードアウトと普通に当たる。初期ロードアウトでG36が敵にいたり。タルコフは弾の貫通力が低い場合、ヘッドショットしか勝つ道が無くなるため、めちゃくちゃ不利というか、ほぼ勝てない。キルカメ中に、こちらが何発当てたかとか出るので、よくそこで確認していたが、胴体撃ちでこちらのほうが倍以上弾を当てていても、弾とアーマー差で負けることが非常に多い。

また、ランクを上げていると、そのランクに見合った敵と当たるため、他のロードアウトツリーを解放しようとすると、初期武器対5つ上のロードアウト、みたいなほぼゲームにならないようなマッチングになる。この辺りもクローズドベータからオープンになったときに、どういう形になっているかで大きく変わる。

まとめ

ロードアウト解放がとにかくつらい。クローズドベータなのでランクマッチしかなく、ここは仕方ない部分はある。ただ、ロードアウト内のツリーのほとんどが、序盤外れなので、もう少しマシなプリセットを増やしてほしい。

回線落ち人数不利の無効試合は、味方がリコネクトすると無くなってしまうようで、最終的に一人少なくても負けになる。ここはなんとかしてほしい。

基本的にはタルコフの撃ち合いを手軽に体験できるので、闇落ちエディション付きのおまけとして考えるならとてもよくできている。

本編との連携などは不明だが、今後に期待できるコンテンツなので、オープン後もボチボチプレイしたい。