webで読んだ漫画の感想を備忘録的に書いていく。
「黒ギャルさんが来る!」。
出版はKADOKAWA 、作者はいつむ。無料で読むには、webだとニコニコ静画とかComicWalker。
作者は成年誌で描いてた「たまごろー」のペンネーム違い。
仕事で忙しい独身サラリーマン男性が、ひょんなことから黒ギャルJKと知り合いになる日常話。
おっさんに優しいちょっとエッチなギャルという、フィクションの世界にしかいない存在をご都合主義で描く漫画。
エロ漫画の直接的描写をなくして、全年齢向けに対応したみたいな漫画。もともと絵がかわいいので、編集が依頼したのか本人からの持ち込みなのかはわからないけど、一般向けを描くようになったのは慧眼だと思う。
この作品から同作者の成年誌作品に流れそうな感じがする。
黒ギャルさんが来る!の感想
学生時代から真面目に人生を歩んできて疲れ切っているサラリーマンの前にふと現れたギャル女子高生。エロ同人のような導入で都合よく知り合いになり、会うたびにからまれるようになる。
自身の社会的地位などから毎回迷惑がるが、押しの強いギャルに押されてなんだかんだ仲良くなっていく話。ギャルの性格は明るく元気ですごく良い子なので、嫌味な感じはあまりない。
「宇崎ちゃんは遊びたい!」方向に行くのかと思ったら、どちらかというと「月曜日のたわわ」方向もあり。だいたいこの二つを足して2で割ったような感じ。
現実世界にはそんな都合の良いことはないけど、フィクションの世界だけでもそういう世界に浸りたいという話。時代を反映してか、こういう系統の漫画は男性向けでも女性向けでも増加傾向。
かわいいギャルをかわいく描けるってすごいことで、そこにはちゃんと需要があるというのがよくわかる漫画。