webで読んだ漫画の感想を備忘録的に書いていく。
すでにアニメ化もしていて知名度も高い「女子高生の無駄づかい」。
出版社はKADOKAWA、作者はビーノ。無料だとwebではコミックNewtypeで読める。あとニコニコ静画。
女子高生という皮をかぶった変人たちがおりなすイカれた日常を描くギャグマンガ。
基本的に変なやつしか出てこないが、それがこの漫画の良いところ。
ギャグとしてはセンスのベクトルがおかしな方向に向いている(誉め言葉)ので、その感覚を受け入れられるかどうかで評価が分かれる。
しいて言うなら、ジャンプの一番最後に載ってるギャグマンガ風味の作風。
女子高生の無駄づかいの感想
元々はニコニコ静画で、個人が連載していた4コマ風のコマ割りギャグマンガだった。
これが人気だったために商業連載に。
一度終了するも復活し、アニメ化やドラマ化された。
3人組の女子高生がメインキャラだが、そのクラスメイトや担任なども主要キャラ。
ただし、女子高生という衣装をまとっているだけで、実際はたんなる変人しかいないというか、変人をある程度多くの読者に受け入れられやすく見せるために、女子高生という設定を利用してマイルドにしたという感じ。
女子高生という設定にしたがゆえに活きたネタや、膨らんだ話などもありそうで、この設定自体が成功の1つの要因かも。
ネットミーム的には「おもしれー女」を広めた漫画が多分これ。(アニメのほうが影響がおおきいかも)
もともと、少女漫画などでよくあるファンタジーエピソードの1つを、これでもかと擦ったネタが、いつの間にかネットミーム化していた。
同人活動やボカロなど、作者の原体験っぽい話を、嫌味なくうまく茶化しつつネタにしている。ただ、この擦りネタを嫌味と取ってしまう人には向かない漫画。人によっては切れてしまいそう。
連載が進んでマンネリになるかと思えば、新しいネタでも、ものすごい(誉め言葉)破壊力のネタが出てくるので、今後も期待大。