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Call of Duty: Modern Warfare(コールオブデューティー モダンウォーフェアー)の基本的なモードのルール説明についてです。
CODを初めてプレイする人やFPSが初めての人には馴染みにくいものが結構あります。
まあ、チームデスマッチとかならば他のゲームでも良くあるのでわかるのですが、CODシリーズをプレイしていないとイマイチ良くわからないルールとかがあったりします。
また、FPSを初めてプレイする人にとってはどのルールも意味不明なので、そのあたりの説明になります。
以下は、COD:MWの基本的なモードについての解説です。
チームデスマッチ(TEAM DEATHMATCH)
FPSのマルチプレイでは定番のモードになります。TDM、チーデスなんて言ってるのもたまに見ますね。
ルールとしては簡単で、どちらかのチームが既定のキル数に達したら勝ちのゲームです。リスポーンありのゲームになります。
例えばですが、AチームとBチームがいて、どちらかが75キルを達生したら勝ち、というゲームですね。また時間の制限もありまして、その時間が来たらキル数が多いチームが勝ちになります。
だいたい5vs5か6vs6で行われますが、COD:MWでは10vs10のチームデスマッチも用意されています。
このモードは「キル」すればよいゲームのため、敵が結構好き勝手に動くのと、どの場所でも「待ち」に使いやすいため、基本的なモードの癖に動き方は難しいモードです。瞬間的なエイムと索敵能力が高い人が活躍するモードでもあります。また、リスポーンありのためまぐれで一回だけキルしても勝ちにつながらず、マッチ中を通して安定して相手を倒し続ける必要があります。そのため、実力で劣るとひたすらデスしまくるというつらいゲームにもなりがちです。
単純に待っていれば良い、という部分もあるにはあるのですが、味方の動きによっては敵のリスポーン地点が逆になり、後ろから撃たれてやられる、なんてことも多いので、一概には言えません。味方の動き、味方の銃声、敵の銃声を確認しながら、相手のリスポーン位置を予測しつつ、射線管理をしながらマップを移動する必要があるため、意外と難しいんですよね。自分は苦手なルールです。
リスポーン位置も慣れるまでは予想外の場所に出てしまい、敵の射線を切る場所がなくて、すぐにやられてしまうなんてこともあるので、FPS初心者の方には意外とストレスがたまるモードなのですが、ルール自体は単純なので一番やりやすいモードでもあります。
マップには有利な強ポジションが必ずあり、多くの強ポジションを知っている人のほうが有利になるゲームなため、マップ理解度も必要になる、覚えておくことが多いモードになります。
自分のスコアを多く稼ぐためには、できるだけ死なずにキルを続けることと、一度に複数の敵を倒す(ダブルキルなど)を狙っていく必要があります。
ドミネーション(DOMINATOIN)
こちらは旗とりゲームになります。リスポーンありのゲームです。
マップ内に3つの拠点A・B・Cがあり、その範囲で一定時間とどまると、その拠点を自分のチームのものできます。
拠点を自分のチームにできると、ポイントを取得していくことができ、そのポイントがある一定数(例えば100ポイントなど)までたまったチームが勝ちになります。
敵拠点に入っている途中で敵に倒されると、拠点の取得が中断されますが、途中まで進行した拠点取得のゲージはそのまま残り、他の味方がその途中から拠点を取得することができます。敵側は、その拠点内に入ることでそのゲージをリセットすることができ、0まで戻すと防衛になります。
大体自陣側にAかCがあり、中間地点がBになります。そのため、Bの奪い合いになることが多いゲームです。ただ、なかなかBがとれない時に、マップの地形を生かして上手く回り込み、相手陣側を取るなんてこともあるため、一概には言えないです。
マップには有利になる強ポジションがあるのですが、非対称マップなためどちらかのほうが非常に有利、となりやすいルールでもあります。c側が自陣の方が絶対に有利なマップではAを取りに行かない、もしくは絶対にCを取られない、などの戦略が必要になる場合もあるのですが、野良でプレイする場合は意思疎通が難しいので、そこまでうまく行くこともあまりないですね。また、守ろうと思っても相手が上手いと守れないので難しいところです。
拠点に入らなければならないため、防衛に際しては拠点へ射線が通る場所の把握が重要になり、攻撃に関しては拠点に射線が通りにくい場所の把握が重要になります。
チームデスマッチと違い、拠点が存在する関係で、敵の動きを読みやすく、主要通路での待ちや、その待ち対策も比較的決め打ちしやすいため、自分は好きなルールです。
ただ、マップによってはBを取られてある一定の場所を抑えられてしまうと、どう頑張っても射線をきることができずにBを奪い返すことができず、逆転不可能になってとてもしんどくなるなんてこともあります。一応はグレネードやランチャーなどで対策したり、なんてことが可能ではあるのですが、野良で連携を取らずに打開するのはとても難しいというマップも中にはあります。まあそのあたりは仕方ないですね。
多くのスコアを獲得するには、拠点に関連した動きをする必要があります。例えば敵陣にいて守っている敵をキルしたり、自分たちの拠点を奪おうとしている敵をキルして防衛したり、などです。拠点の奪取や防衛に関してもポイントが入るため、勝利につながる拠点周りでのプレイが重要になります。
サーチアンドデストロイ(SEARCH and DESTROY)
こちらもFPSでは良くあるゲームです。ラウンド制で、リスポーンは無しのモードになります。
攻撃側と防御側に分かれて戦うゲームです。攻撃と防御を数ラウンドずつで交代していきます。先に既定のラウンド数を取得(例えば5ラウンド先取など)したほうが勝ちになります。
マップ内にはAとBの2つの重要拠点があり、攻撃側はそのどちらかに爆弾を仕掛けて拠点を破壊すれば勝ち、防御側は爆弾を仕掛けさせない、もしくは解除すれば勝ちです。また、攻撃側防御側どちらの場合でも、敵を全滅させれば勝ちになります。ただ、防御側で注意が必要なのは、すでに爆弾を設置されている場合は敵を全滅させても爆弾を解除しないと勝ちにならないというルールです。
攻撃側は、基本爆弾を仕掛けて、その爆弾が解除されないように見張りながら敵を倒して行く、というプレイになります。爆弾を仕掛けずに時間切れになると負けなので、誰も爆弾を持たない場合は自分が持つと良いです。爆弾を仕掛けなくても敵を全滅させれば勝ちですが、時間制限があるため注意が必要です。爆弾を設置できれば、相手は解除しないと勝てないため、爆弾を囮にすることができ、全滅も狙いやすくなります。
爆弾の設置にはある程度の時間が必要なため、安全を確保する必要があります。例えば味方が見てくれている以外の方向の射線が通らない場所で設置する、などです。そのため、爆弾を仕掛ける場所の射線が切れる場所を知っておくことが重要です。
できれば爆弾を持っている人のほうに人数をかけるほうが良いのですが、マップによってはもう一つのほうに行かないと裏どりされて爆弾側も一気に人数が減る、なんてこともあるので、戦略としては難しい判断が必要な時もあります。
防御側は爆弾を設置されないように守る必要があるのですが、敵がどちらに爆弾をもってくるかはわからないので、ある程度防御を分散させる必要があり、失敗すると片方の設置場所で数的不利になり一気にやられる、なんてこともあります。そうなると、残っている人数的にさらに不利になるため、そこからの逆転はとても難しい、なんてことになります。
できるだけ早く接敵する場所まで行き、相手のほうが甘い動きをしたらすぐに落としたいところです。自分が向かった側とは逆の設置場所で戦闘があった場合は、行けるのならばすぐに加勢に行きたいところですが、下手に動くと自分も待っている敵にすぐにやられるので難しいところです。この辺りは逆側に行った味方を信じるしかないのですが、不利になっても慌てず敵を落としていくことが重要になります。
攻撃側は相手を全滅させずに爆弾を設置できなければ負けなので、どこかで必ず無理をしてきます。相手を全て倒すためにリスク度外視で前にでるか、爆弾を設置するかのどちらかです。爆弾を設置されると、今度は防御側が爆弾を解除しないと負けになるため、爆弾を設置されないことが重要です。そのため、設置場所に向かう主要な通路と、設置場所に射線が通る場所を知っておくことが重要です。
攻撃側でも防御側でも、マッチの進行で有利不利が大きく出やすいのですが、1VS4になっても野良ならば逆転して勝てるときは勝てるので、自分としては好きなモードの1つです。
リスポーン無しのモードなのですが、なんだかんだで初心者の方はこのルールを知らないらしく、最初にキルされるとわけがわからなくて抜けてしまう人が多いようで、勝っても2ラウンド目で一気に人が減っていたりする残念なモードでもあります。面白いんですけどね。最初はわけわからないですよね。初心者向けのチュートリアルモードとかが準備されているとわかりやすいのですが。
ですが、このリスポーンがないというルールのおかけで、5対3みたいな人が減ってしまって不利になっても、うまくやると勝てるゲームでもあります。数的不利で勝てるとすごく嬉しいですね。
高スコアを取るには爆弾の設置とキルが重要です。やられてしまうと終わりなモードなのと、あまりスコアを稼げる機会がないため、キルを取ることが高スコアの一番の近道になります。
サイバーアタック(CYBER ATTACK)
サーチアンドデストロイの亜種になります。
基本ルールは同じでして、ラウンド制のリスポーン無しモードです。
違いとしては、蘇生があることと、攻撃と防御がわかれておらず、爆弾も奪い合いなところですかね。
マップには爆弾設置場所が2つあり、片方が自分側でもう片方が敵側です。さらに爆弾もマップに落ちています。もちろん拠点も爆弾も画面上に記されているので、すぐにわかります。その爆弾を取って敵側の拠点に爆弾を設置し一定時間守り切るか、敵を全滅させれば勝ちになります。
ゲームの性質上、まずは爆弾の奪い合いになります。爆弾の位置は複数パターンあるため、それを各マップで覚えておくのが良いですね。
自軍が爆弾を取得したら、敵の重要拠点に爆弾を設置することになります。敵としてはそれを守る必要があるため、行動としては敵拠点側の防御のための動きになります。それを読んで敵の全滅を狙っても良いですし、爆弾を持っているのならば敵拠点側へ近づく安全なルートを取るなどします。
このモードがサーチアンドデストロイと大きく違うのは「蘇生」があることです。この蘇生があるため、せっかく有利になったのに爆弾をしかけずに同じ場所でただ待っていると、敵にどんどん蘇生されて数的不利になったりします。数的有利を作ったら、一気に敵の全滅を狙うのが勝ちやすいです。また、数的不利になったほうは、爆弾を設置にくる人を狙って待っていることが多いため、それを読んで拠点に射線が通る場所先にクリアリングしにいくと、全滅を狙いやすかったりします。高倍率のスコープで狙っている場合でも、拠点にエイムを置いていることが多いため、レンズの光を見つけやすくかつ撃たれにくいため、意外と勝てます。
自分は爆弾を持つよりは爆弾を囮にして敵をキルし、蘇生もしづらくする方法が好きなのですが、味方によっては爆弾をもって動くことも多いので、そんな味方の動きに上手く合わせると勝ちやすいですね。とは言ってもエイムが良くてマップ理解度の高い人には一気にキルされてしまって負けたりしますが。
高スコアを取る方法もサーチアンドデストロイと近いですね。一番はキルすることで、次が爆弾設置になります。あと、蘇生もかなりスコアが入るため、高スコアを狙う意味ではおいしいです。
フリーフォーオール(FREE-FOR-ALL)
自分以外は全て敵なモードです。リスポーンありで、ひたすら自分以外の敵を倒し続けるモードです。
トップの人がある一定のキル数(例えば30キルなど)に達すると、その人の勝ちになります。
動きとしてはチームデスマッチに似ていて、どこからでも敵が来ますし、今いる場所の全方向からの射線に気をつける必要がある忙しいモードです。うかつに動くとすぐにやられますが、同じ場所にいても全員が敵なので結構すぐにやられます。
一番強い動きは強ポジションを行ったり来たりすることなのですが、リスポーン地点は都度で色々なので、いかにそういう場所を多く知っているかがカギになります。またこれもチームデスマッチと同じですが、射線の通る危ない場所をたくさん知っている必要があります。射線が通らないように動いたり、待っている可能性がある所にグレネードを投げたり先にエイムを置いたり、などをすると勝ちやすくなります。
マップの一角の強い場所へ動いては敵の通路にエイムを置き、音がしなかったり来る気配がなかったら今度は別の強い場所に動いてまたそれをやり…をあまり広くない範囲で繰り返しているといつの間にか1位になっていたりします。後はリスポーン位置を覚えるのも強いです。リスポーン狩りはチームデスマッチよりもやりやすいので、注意が必要ですね。たまーに不運な場所に湧いたり、マップ的にそこはないでしょ的なリスポーン場所もあるので、しょうがない時もあります。
チームデスマッチ以上に「音」が重要になるので、足音・銃声に気を配る必要があります。