【EFT】タルコフの弾薬と貫通値 武器自体よりも弾薬が大事(Escape from Tarkov)【タルコフ初心者備忘録】

タルコフの弾は難しいですね。まだ初心者の自分用の備忘録です。

タルコフでは弾薬の種類が非常に多く準備されています。

他のゲームでも何種類もの口径が用意されていて、武器によって使用弾薬の口径が違うというのは結構見かける要素なのですが、タルコフの場合はもう少し細かいです。

タルコフの場合は、同じ口径の弾薬でも、弾薬自体に優劣があります。良く使うAKシリーズの5.49×39mmでも、10種類以上の弾薬があります。

また、ダメージの与え方も特徴的でして、生身の状態に対してのダメージ、アーマーに対してのダメージ、アーマーを貫通する力、などなど、敵にダメージを与える際に計算される部分が複数あります。

そのうえで、弾速や跳弾率、破砕率に精度や反動といった性能が加わります。

この弾薬に設定された各種数値と、敵のアーマー・ヘルメットのレベルによってダメージが変わります。

なので、弾薬とダメージの仕組みは結構複雑なのですが、かなり大事な要素になります。

まあ、単純に言ってしまうと、弾はある水準以上のものを使わないとすごく不利、という感じです。

正直、弾薬とアーマーとダメージの関係は難しすぎるので、大枠を抑えて間違わないようにするぐらいでいいと思います。

ちなみに、武器自体をカスタマイズしても「威力」は上がらないんですよね。使い勝手は良くなりますが。

弾薬の性能について

弾薬の性能ですが、日本語のwikiにもありますが、一番正確なのは、公式がGoogleスプレッドシートで公開しているものです。

数字は結構変わるので、その時々で自分で確認するのが良いかと思います。

公式の弾薬性能表。Googleのスプレッドシートが開きます

  • weight 重量
  • Rub price 値段(ルーブル)
  • Damege ダメージ
  • accuracy(%) 精度
  • recoil(%) リコイル
  • penetration value 貫通値
  • projectile count 発射数
  • projectile speed(m/s) 弾速
  • penetration chance 貫通率
  • ricochet chance 跳弾率
  • fragmentation chance 破砕率
  • armar Damege(%) アーマーダメージ率

基本的な数値が書いてあります。お値段はトレーダーからの値段っぽいですね、フリーマーケットは違う値段になります。

とりあえず大枠を理解するのに重要なのが、ダメージと貫通値です。

精度やリコイルは弾によってプラスマイナスがつく場合があります。

弾速は着弾までのスピードに関係します。

跳弾率は壁や床などに当たった時に跳ね返る率です。狭い所で戦うと、跳ね返った弾が敵や味方や自分に当たる可能性があります。

破砕率は、敵に当たった時に弾が砕ける率です。体の中で弾が砕けると、追加ダメージが入ります。

アーマーダメージ率は、アーマーに与えるダメージを計算する際に使われる数値です。値が大きいほど、アーマーにダメージが入りやすいです。

弾薬で重要なダメージと貫通値

タルコフのダメージ計算は非常に複雑なので、きちんと理解しようとすると大変です。

なので、何が有利なのかがぼんやりとわかる程度で良いかと思います。

覚えておくことは「生身に当てた時の強さ(ダメージ)」「アーマーの貫通しやすさ(貫通値)」という2つです。

自分の理解のためにも、弾薬側からのダメージについてのメモを残しておこうかと思います。

生身の体に当てた時のダメージ

弾薬にはまず、「生身の体に当てた時のダメージ」が設定されています。これが高いと、防具をつけていない部位へのダメージが大きくなります。

5.49×39 BPという弾薬がありますが、こちらのダメージは42です。

もし防具を何もつけていなければ、胸ならば2発、頭部ならば1発で終わりです。

防具をつける意味が良くわかる数字かな~と思います。

ちなみに頭部の体力は35なので、ほとんどの弾薬で、頭部は一発で終わりです。ピストルマンがワンチャン目指すのもわかる気がします。

この数値がちょっと高い「だけ」の弾は安く売られていることが多いですが、飛びぬけてダメージが高い弾は、値段も高いものがあったりします。

ただ、アーマーを貫通することだけを考えると、関係ない数字になります。この数字は貫通した後に関係する数値です。

貫通値が高くても、ダメージが低い弾もありますので、そのダメージ値もきちんと見ておくことが重要になります。

このダメージと、敵を倒すための体力の関係上、防具をつけていない敵の場合は、自分がレベルの高い防具をつけているのであれば、敵に先に撃たれても、落ち着いて数発を胸に当てられれば、ほぼ勝てます。

相手の弾が安くて先に撃たれたけどこちらが勝った場合、胴体のダメージはそんなになくても、腕や足が破壊されていることがあります。貫通値の低い弾は比較的ダメージが大きいので、その他の部位が破壊されていることがあるんですよね~。こうなると重要なのは回復系のアイテムになります。

即死部位でなくても、破壊されてさらにダメージを受けると、全身にダメージが分散されるので、結局やられたりするので、このダメージ値がかなり高い弾の場合は、結構危なかったりします。

貫通値

弾薬のもう一つの重要な数値が「貫通値」です。

これは防具の性能に対して重要な数値になります。この数値が高いと、アーマーを貫通する可能性が高くなります。

防具にはクラスがありますが、そのクラスに10をかけた数値が、貫通値の1つの目安となります。アーマークラス3の防具に対して貫通値が30以上あれば有効ですが、30未満だと貫通する確率が低くなり、与えるダメージが大きく落ちます。

また、アーマーが貫通しなくてもダメージは入るのですが、それは微々たるものになります。アーマーのクラスと耐久値と弾丸の貫通値によってそのダメージは計算されるため、アーマーを貫通できていない時点でかなり低くなってしまうのです。

頭か胸部分を破壊されると、それだけで即死なのですが、その部位に対して、ヘルメットとアーマーという防具が用意されています。この即死部位の防具が用意されているために、この貫通の値が非常に重要になってきます。

ガチな装備のプレイヤーは、ヘルメットにバイザーをつけてフェイスガードもつけて、アーマーもレベル6で…となります。

なので、アーマーを貫通する確率の高い弾薬を使っていたほうが有利になります。

5.49×39 BPの弾薬は貫通値が32になります。

この32という数字ですと、アーマークラス3の防具に対してはほぼ貫通するんですよね。ですが、アーマークラス4の防具に関して、初弾が通る確率は低いです。ただ、当て続けらればすぐに通り始めます。レベル5では貫通するまでかなり時間がかかるので当て続けてもなかなかダメージが入らず、レベル6のアーマーに対してはほぼ意味がないです。

重装備なプレイヤーに対しては、最も貫通値の高い弾薬を使うことが非常に重要になる、というのがこのアーマーと貫通値の特性からわかります。

英語になってしまいますが、公式wikiの「ballistics」の項目がとても参考になります。

レベル6アーマーに対して効果のある弾薬は限られているのが良くわかります。

弾薬の性能とお値段

だいたいが「貫通値」が高いものがお高くなります。

特にフリーマーケットでは高騰するイメージです。

トレーダーレベルを上げるのは大変なので、最高レベルの弾を買う場合は、だいたいフリーマーケットを利用することになります。

つまりは良い弾を手に入れることができれば、それは高値で売れる可能性が高いということでもあります。

レイド中に結構弾を拾うのですが、弾薬の知識があると、高い弾を持って帰ることができるので、最低限覚えておくと良いです。

SCAVがAKシリーズを結構持ってますが、良いマガジンでなければ弾だけ抜いて持って行ったりでも充分です。また、結構BTとかを持っているので、BPを使っている時などは奪ったマガジンで戦ったりとかもできます。弾を見てPSだったりするとちょっとがっかりします。弾が足りないとかじゃない限りは、PSは捨てる候補になるのですが、そういう判断を自分なりにするためにも、弾の性能を知っていると知っていないでは変わってきてしまいます。

良い弾を持っている敵を倒せば、それを持ち替えることで金銭にもできますし、自分の戦闘力を上げることもできるので、弾の性能は覚えておくと、自分のためになります。

まとめ

タルコフの弾薬性能は、「お互いに当てた場合」の有利不利に大きく影響します。

自分が一方的に撃って全弾当てられれば、敵の弾薬は関係ないことも多いですし、その逆も同じです。まあエイムが良くない自分は当てられないので、そういったケースでも弾が良いほうがいいのですが…。

当てる確率を増やすのであれば、武器のリコイルを減らす方向に行くのが良いですが、当てた際の有利不利は弾薬の性能が大きく関わってきます。

昔はアーマーがかなり強かったようですが、0.10パッチでアーマーが弱体化しているようで、弾の重要性は増しているようですね~。

正直、弾薬は強ければ強いほど良いのを肌で感じていますが、しかしながら貫通力が高い弾はお値段が高いので、リスクとリターンの兼ね合いから決めることになります。激戦区だったりラボに行くならば、貫通値が最高の弾が必要でしょうし、外周ぐるっと散歩しようぐらいの場合は、強い敵に当たる可能性は低くなるので、弾を節約するのも一つの手ではあります。

まあ過疎地でもガチ装備の人に当たるときは当たるんですけどね~。ガチ装備の人を倒したら、武器や防具はすごかったけど、弾とバイザーは安いのだった、みたいなことがあって、そう言う場合はワンチャンあったりします。そのワンチャンの確率を減らすためにも、良い弾を使いたい気持ちが自分はあます。でも高いのでいつも迷います。

よほど悪い弾でない限りは、アーマークラス3以下はほとんど関係ないので、SCAV相手ならば安い弾薬でもなんとかなりますが、たまにSCAVもアーマークラス4のリグとかを着ているので、外周散歩でも貫通力30付近の弾(5.49×39 BPとかBT)が安心なのかな~と思います。BPとBTなら結構レイド中に拾えますし。

何にせよ、ダメージを上げるためには武器のカスタマイズは全然関係なく、単純に弾薬に依存する、というのがタルコフの知識では重要なんだな~と最近思い知りました。

弾薬から考えても、アーマーやバッドステータスや回復の仕組みや体力の仕組みをわかってないといけないんだな~と。いろいろ複雑なゲームだな~と思います。

今回は弾薬側からいろいろメモしておきましたが、今度はアーマー側からの覚書も作りたいな~と思います。