アリーナも出るらしいし、久しぶりにタルコフをやってみよう、とプレイしてみたら、STREETS OF TARKOVがすごく重い。
SOT、重すぎ…。
いろいろ試して数字を見てみたけど、グラフィック設定が最低ラインでも、STREETS OF TARKOVではメモリを27GBぐらい使う。
この数値から見て、ある程度のグラフィック設定で、そこそこ快適にプレイするには、最低でもメモリーが64GBぐらい必要になる。
この問題を解決するのに一番良い方法は、メモリーを増設することだけど、ちょっとだけ試しにプレイしてみたい、なんて時にまともにプレイできないのは辛いので、応急処置的にプレイする方法をメモしておく。
結論としては簡単で、仮想メモリを設定すること。
かなり大容量の設定をするので、SSD自体の寿命を早めるかもしれないのが不安要素か。
HDDよりもSSDのほうがタルコフの動きは良くなったので、SSDなどのアクセスが速いディスクに仮想メモリを設定したほうがよい。
仮想メモリの設定
windowで仮想メモリを設定する。
「左下のwindowsマークの上で右クリック」 ⇒ 「システム」でシステムの詳細情報を開く。
詳細情報画面で「システムの詳細設定」 ⇒ 「パフォーマンス内の設定」ボタン ⇒ 「詳細設定」タブ ⇒ 「仮想メモリ内の変更」ボタンとして仮想メモリの設定を開く。
仮想メモリは基本的にOSが自動で管理しているので、自前で設定するために「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」からチェックを外す。
次にカスタムサイズを選択、初期サイズと最大サイズを入力し設定ボタンを押す。初期サイズは16MBで、最大サイズは自身のメモリ量と、SSDの空き容量と相談になる。16,384MB(16GB)とか24,576MB(24GB)とか。各ドライブの空き容量も見られるので、それを見ながら設定する。
再起動するまで新たな設定は反映されないので、設定後に必ず再起動する。
設定自体はこれで終わり。
基本的にはこの仮想メモリの部分か自動で動いているので、SOTをプレイすると勝手に設定してくれているのだけど、手動で数値を設定しておいた方が動きが良い。
いくつかの設定サイズを試したので、以下でどれぐらいの量を設定すれば良いかに触れる。
仮想メモリに設定するサイズ
仮想メモリにどれぐらい設定するかはPCスペック次第。
16GBのメモリでSOTを動かした時、仮想メモリには17,437MB(約17GB)が割り当てられていた。
そのため16GBのメモリーの場合は16,384MB(16GB)の割り当てでは足りなさそう。
実際、24,576MB(24GB)や32,768(32GB)に設定したほうが、16,384MB(16GB)よりは動きが良かった。と言っても最低限だが。
そのため、16GBのメモリーのPCの場合は、24,576MB(24GB)に設定しておくのがよさそう。
マップ読み込みに大量のメモリーを使うので、仮想メモリを設定しておけばかなりマシになる。ただ、グラフィック設定は低い前提なのと、他のマップに比べると、やはり多少動きは悪い、というのは仕方がない。
仮想メモリ設定はあくまでも急場をしのぐための設定と考えたほうが良い。
仮想メモリを24,576MB(24GB)にしてからSOTを読み込むと、最初のロード時間も大きく改善するし、入った後も一応動けるようになる。
ただ、戦闘面では不利を大きく感じるので、PMCで行くのはちょっと辛い感じ。
システムドライブとは別のSSDに仮想メモリを設定する
複数のSSDをつけている場合は、OSが起動するSSDとは別のSSDに仮想メモリを設定したほうが、タルコフの動き自体は少し良くなった。
ただ、あまりにメモリが少ない場合、OS起動用のドライブから仮想メモリを消去すると、PC自体が起動しなくなる可能性がある。16GBではそういったことはないが、4GBとかだとあり得る。そこまで低メモリーのPCでタルコフをやることはないと思うけど。16GBのメモリーのPCなら問題なく動いている。
使っているサブのSSDは、メインのSSDよりも古いもので、性能的に良いものなわけではないため、システムを動かしているドライブかどうかで変わっているっぽい。
ただし、何に影響するかはわからないので、慎重に判断したほうが良さそう。
Streets of Tarkov Lower Texture Resolution Mode
タルコフゲーム内のグラフィック設定内に、ストタル用のグラフィック設定がある。
設定から、グラフィック設定に入り、一番下に「Streets of Tarkov Lower Texture Resolution Mode」というチェックのところ。
ここをチェックすると、テクスチャーがかなり汚くなるが、これを書いている時点ではパフォーマンスの改善はない、というか、チェックを入れないほうが動きが良い。まだテスト段階っぽい気がする。オンにしないほうがメモリー使用量が低かった…。
これがきちんと動くようになると、低スペックでももう少しマシになるかも。
まとめ
仮想メモリで最低限動くけど、あくまでも最低限なので、タスクなどをこなすのはかなり辛い気がする。
CPU・GPUは何世代か前のものだけどそこそこのものを積んでいて、ゲーム中のCPU使用量もGPU使用量も大したことないけれど、メモリ使用量はかなりのことになる。そこから推測するに、CPUとGPUはそこそこでも動く、メモリは駄目、ということらしい。
結論、ストタルをちゃんとプレイするにはメモリーを64GBに増設する必要あり。
ただ、他のマップは問題ないので、二の足を踏むところでもある。