3Dのオンライン対戦のシューティングゲームでは、グラフィック設定によって見やすさが変わります。
有利になる設定を考える、なんてタイトルにしましたが、ようは「人それぞれ」です。
重要なのは、この「人それぞれ」の中で、自分自身がどのタイプなのかをきちんと把握しておくことです。
長くFPSゲームをプレイしている人は、経験則でなんとなくわかっているため、どんなゲームをやっても自分なりの設定をすぐに見つけられるのですが、初めてプレイする人は試行錯誤をするしかありません。
まずは、自分がどんな画面の見え方だとプレイしやすいのか、きちんと把握してみましょう。
参考設定
これは自分の場合の一例です。また、あくまで対人戦のゲームについての設定です。オフラインのゲームや、PVEは想定していません。
人によってはこの設定をしても有利になるとは限りません。
あくまで、自分はこうすると見やすいので、という理由で設定しています。
- テクスチャはきれいにする
- アンチエイリアスはオフ
- 影(シャドウ)をきれいにする設定はオフ
- モーションブラーはオフ
- エフェクトを派手にする設定はオフ
- 視野角(FOV)は広め
- フレームレートは144FPS出てればよしとする
テクスチャはきれいにする
テクスチャの品質はきれいにします。
テクスチャの品質を下げると、物や人の描画がぼやける感じがして、敵を視認しづらく感じてしまうんですよね。まあ自分は配信しないので良いのですが、ここの設定を下げると画面がみすぼらしくなるため、配信向けではないとも言えます。
服のディテールや、建物の壁などの模様がくっきり表示されるようになるため、自分はここは最大にしておくことが多いです。
自分の中では数少ない高設定をする項目です。
アンチエイリアスはオフ
アンチエイリアスとは、輪郭を滑らかに描画する機能です。
現実世界の見え方はデジタルのように2色ではっきり区切ることは難しいですよね~。それを再現する機能です。
画像処理的な話をすると、黒の輪郭の外側に、少しずつグラデーションでグレーになるような色をつけていく感じです。まあ似たような色をつけて輪郭をぼかすみたいな感じですね。
自分はこの設定をFPSゲームでオンにすると、敵の視認が遅れます。なので、オフにしています。
遮蔽物の影から人が出てくるときに、気づくのが少し遅れてしまうんですよね~。
ここをオフにして、敵の輪郭も遮蔽物の輪郭もギザギザしているほうが、自分は気づくのが速いのです。
気にならない人はオンで良いと思います。
また、こらちは結構ゲームによって差が激しく、ついてないとギザギザしすぎるというゲームもあるので、上手く調整するのが良いです。
影の設定はオフ
最近の3Dゲームはグラフィックが進化していて、影に対しての設定もいろんなものが用意されています。
個々の設定を高くすると、非常にリアルな影の表現がされ、風景の現実感が増します。
ですが、ほぼ自分はオフにします。
アンチエイリアスの時と同じで、画面がぼんやりと見えるのと、影が揺れると人と間違えたりしやすいので、影をリアルにすると索敵が遅れてしまうのです。
アンチエイリアスもそうなのですが、基本は不自然なくらい「くっきり」映ってくれていたほうが動く敵を見つけやすいんですよね。
似たような影の機能で、モーションブラーもオフにしています。
モーションブラーとは、早く動くものを写真にとったりするとぶれて見えるあれを再現するものです。
わざわざ影をつけることで、リアルな映像を表現します。
対人戦では全くいらない機能というか、敵を見つけづらくなるのでオフにしています。
視野角は広め
これはゲームにもよりますが、視野角は広めにします。
自分は接近戦でFOVが低いのが苦手だからです。近接武器が当たるぐらいの場所で敵に動かれると、すぐに見失うんですよね~。そういう戦闘が多いゲームではできるだけ視野角を広げるようにしています。
また、マップが広いバトロワのようなゲームでは、索敵の範囲を広げるためにも、FOVを広くしています。フリールックがないゲームで、視点操作が少なくても広くマップを確認できるので、FOVを広げてからのほうがプレイしやすくなりました。
ただ、視野角を広げると、遠くの敵が小さく描画されるようになっていくので、距離によっては狙いをつけるのが難しくなります。
それらを踏まえて、そのゲームでよくある交戦距離合わせて微調整していく感じです。
あと、FOVが狭くて画面が揺れるほうが自分は酔いやすいから、という理由もあります。ここは人それぞれでして、視野角が広いほうが酔いやすい人もいます。難しいですね。
エフェクトの設定はオフ
爆発だったり、マップ内で焚火が燃えてるエフェクトだったり、様々なエフェクトがゲーム内であるのですが、その設定です。
この設定を高くすると、そういったエフェクトがよりリアルになったり、派手になったり、きれいに映ります。
これも自分はオフにしてしまいます。
戦闘中に起きるエフェクトが派手だと敵を見失いやすいからです。
フレームレートは144FPS出ればよし
自分のディスプレイは144hz対応なので、144FPSが出ればよし、としています。
グラフィック設定で重くなるような動作は、自分の目の関係上、ほとんどオフにしてしまうので、自分のPCスペック上はFPSを上げることをあまり気にしなくても、144はでます。
今後、さらに重いゲームが出てくると考えなきゃな~という感じですが、今はまだあまり気にしてないですね~。
まとめ
これは個人差が大きいので一概には言えないのですが、自分は画面表示をリアルに近づけるほど、敵を見つけにくくなって不利になるため、ほとんどの設定をオフにしています。
リアルな描画で戦える人はすごいな~と感心します。
アンチエイリアスとかシャドウを高設定にしてマウスで視点を振ると、ぼやけるというか残像みたいな感じで見えて、すごくやりづらいんですよね~。モーションブラーを切っても、影とかを高設定にすると似たような感じになるので、自分は苦手です。
ただ、これは対人戦をやるとき限定でして、シングルゲームをプレイしたり、オフラインのゲームをプレイするときは、単純な高設定でプレイするほうが没入感があって楽しく感じたりします。
なので、用途に合わせて、設定をするのが良いと思います。
PCスペックが低い人にとっては、各項目は低にせざるを得ないのですが、そっちの方が見やすいこともあるので、あくまで自分の目と脳の処理能力に合わせて、設定を試してみるのが良いのでは思います。