webで読んだ漫画の感想を備忘録的に書いていく。
「娘じゃなくて私が好きなの!?」。
出版は白泉社、原作は望公太、漫画は東鉄神、キャラクター原案はぎうにう。無料で読むには、webだとヤングアニマルwebとか。
原作は電撃文庫。
亡くなった姉夫婦の娘を引き取って育てた女性と、その隣に住む男子大学生との恋愛もの。
よくあるちょいエロ恋愛もの。年上のお姉さんにあこがれるというよくあるものだが、それを一途に思い続けた大学生の思いを受けて、主人公の女性が変わっていく話。
娘じゃなくて私が好きなのの感想
最初の設定が微妙に複雑。単純に言うならお隣の年上のお姉さんと恋愛する漫画だが、それだとちょっと短縮しすぎか。
亡くなった姉夫婦の娘を自分の子供として10年育てた女性に対して、お隣に住んでいた子供が大学生になって告白するというもの。
「娘じゃなくて私が好きなの」というタイトル通りに、隣の大学生と娘が付き合うといいな的に感じていたのが、隣の大学生が好きだったのは自分だったので戸惑ったりなんだりして話が進んでいく。
年が離れている、引き取った娘、娘の幼馴染な隣人の大学生と、属性てんこ盛りな設定で、そこにエロを加えることで成立させている。
原作だと男性視点と女性視点の両方があるので、どちらも主人公みたいな感じだが、漫画では基本女性視点のほうが多い感じ。
男性誌系の雑誌に連載されてはいるが女性視点というのは、なんとなく白泉社っぽいよね、と感じたり。
年上のお姉さんに恋する話は漫画では良くある話で、それを女性視点側から見つつちょいエロにするというのがこの作品のフックか。
基本は原作準拠なので、原作の話に沿うのだろうけど、原作は結構な方向に話が進んでいて、それはすごく電撃っぽい感じ。漫画も白泉社なので普通にそういう感じで漫画になりそうだなと思う。