時間停止勇者 余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎる【webで読んだ漫画の感想】

webで読んだ漫画の感想を備忘録的に書いていく。

ちょいバカエロ漫画的な「時間停止勇者 余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎる」。

出版は講談社、作者は光永康則。無料で読むには、webだとヤンマガwebかニコニコ静画。


時間停止能力を持って異世界に転生した男が、エロいことをしながらゲーム世界でクエストをクリアしていく話。

エロ同人などでよくある時間停止能力と異世界転生と、ゲーム世界を混ぜた話。

設定をひねるパターンの異世界転生もの。

時間停止勇者 余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎるの感想

ネットで炎上したため、この世界にいたくないと強くねがったら、いつの間にか異世界にいた男の話。

なぜか持っていたゲームのコントローラーのボタンを押すと、なぜか時間が停止する。

また、視界の隅にカウントダウンの数字があり、時間経過で減っていく。基本は3日間。この時間以内にクエストをクリアしないと…、という設定で話が進む。

クリア条件などは直接的に指定されず、他者との会話や自身の行動などから推測してつきとめ、クリアすることでカウントが元に戻る。ということで、副題には「余命3日」とついている。

ゲーム世界に転生して、そのままゲームをやる話。

有名ゲームっぽいクエストや、ゲームでよくあるタイプのステージなどを実際に体験するような形で物語が進んでいく。

ただし、攻略は全て時間を停止して行うので、マンネリ部分もあるが、ゲームだったらこんな感じで攻略でしょ、的に動く主人公の思惑通りには進まず、紆余曲折したうえで正解に気付くなど、色々と工夫しながらストーリーをひねってくるのが特徴。

結構長くそれだけで連載が続いているが、この先このまま行くのか、どうするのか。

なんだかんだで物語の起伏を作ってはいるし、大きな山も作っているし、コントローラーを使うという性質上の弱点をついたエピソードも作ったりと、展開を工夫しようとしているのは感じられる。

ゲームクリアまでうまく続いてほしい作品。