異世界喰滅のサメ【webで読んだ漫画の感想】

webで読んだ漫画の感想を備忘録的に書いていく。

「異世界喰滅のサメ」。

出版はキルタイムコミュニケーション、作者はくぼけん。無料で読むには、webだとニコニコ静画とかコミックヴァルキリー。

異世界B級サメ映画漫画。


召喚したサメが大暴れする漫画。

落ちこぼれの召喚士が魔法学校の試験で呼び出したのは「サメ」だった。

殺滅と書いて「サメ」と読む。

サメはちょつとしたことでイラっとして、全てを破壊する。特に序盤は男女のカップルにすぐイラっとしている。

B級サメ映画をネタにしまくった殺戮ギャグ異世界漫画。

異世界喰滅のサメ

一応何故サメなのかとか、設定はちゃんとあるのだけど、正直そんなことはどうでも良い漫画。

よくある異世界ファンタジー世界をサメが破壊しつくすという事象を書くために舞台設定が用意されている。

魔法学校とか冒険者とか転生者とか魔物とか、そういったよくあるテンプレを出しては、サメに破壊させる。

サメのデザインにも強弱がつけられていて、普段は小さめのマスコットのような見た目だが、切れると突如巨大化してB級サメ映画のセットみたいなサメになる。

なんでもいいから「とにかく異世界をサメで破壊したい」という強い意志を感じる漫画。

B級サメ映画のネタもわかりやすく入っているが、きっとマニア向けなネタもしこんであると思われる。B級サメ映画は詳しくないのでわからないが。

連載が進むにつれて、サメについてはもう何でもありになってきている。初期のインパクトを上回るネタを連載を続けながらどこまで保てるのか興味深い作品。