野球で戦争する異世界で超高校級エースが弱小国家を救うようです【webで読んだ漫画の感想】

webで読んだ漫画の感想を備忘録的に書いていく。

「野球で戦争する異世界で超高校級エースが弱小国家を救うようです」。

出版は講談社、原作は海空りく、漫画は西田拓矢、。無料で読むには、webだとニコニコ静画とか。

ノーゲーム・ノーライフの野球版。


異世界転生に野球を組み合わせたもの。異世界転生の転生理由とか転生先をひねったものの亜種。

ノーゲーム・ノーライフの野球版という言葉で全部終わってしまうのがちょっとつらい。

最初滅茶苦茶面白かったけど、その路線だときつかったのか露骨にちょいエロサービスシーンとか入ったりしてた。

野球で戦争する異世界で超高校級エースが弱小国家を救うようですの感想

ファストボールの最速がMAX158キロ、多彩な変化球を操り、打者としては甲子園通算7割という野球選手が、甲子園からの帰りに事故で死んでしまい、異世界転生する話。

いろんな種族が長いこと争っていた世界で、神が戦争を禁止し野球を教え、全ての争いは野球で決着をつけるという世界で、一番の弱小種族に入り、徳を積むことで生き返ることができるというもの。

まさに設定が、ノーゲーム・ノーライフ。

異世界は野球の技術もそこまで高くなく、変化球のことを「魔球」というぐらいのレベル。

主人公が在籍する弱小種族は変化球を投げられる選手も存在せず、他の種族からかもにされて9人そろわずに犬がいるという始末。

そんな逆境から、現状の戦力を鍛えつつ、主人公が無双して他の種族も取り込んでいく。

面白いんだけど。すでに存在している先人たちの話から設定とかを少しずらせていたら、もうちょっと展開に広がりを持たせられたかも。

野球未開の地で、甲子園の怪物が活躍する話はすごく面白い。

野球知識を野球未開の地にトレーニングとか野球理論を根付かせようとしたり、野球は上手くても楽しんでいない種族に対して主人公が気に入らないと思ったり、そういう部分は良く考えられてるというか、その辺りがテーマなのかなと。

最新とまではいかないけれど、野球ウンチク的なものも入っているのは原作者の趣味だったりするのかなとか思ったり。