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ゲーミングPCで非常に重要なグラフィックボードについてです。
2019年の段階では、NVIDIAのグラフィックボードの中では最高のスペックを持っているのがNVIDIA RTX2080tiになります。
その分お値段も高く、15万円とかしたりします。
80tiを買うかどうかは迷うところなのですが、1080tiが現状でもかなりの高性能、ということを考えると、長く使うには良い選択肢となります。
性能が高い分電力消費も高いことが多いですね~。
NVIDIA RTX2080Tiの特徴
- 非常に高性能 RTX20シリーズで最高
- 4kの3840×2160pでも十分フレームレートがでる
- 値段が高い
- レイトレーシング、DLSS
高性能で4kにも対応できる
まずはスペックが高いです。
コア数とかクロックとか、公式に行けばいろんなことが載ってますが、そこまで難しく考える必要はありません。
だいたい、NVIDIAのグラフィックボードは型番の80が一番上で、さらにtiとついたものが最高スペックになることが多いです。
それだけ覚えておけばよいですね。
その分、値段が高いです。ミドルクラスのBTOパソコンが一台買えてしまうぐらいにはお値段がします。
4kの3840×2160pでゲームをプレイしたい、なんて人でなければ、そこまで必要な性能というわけでもありません。
お金があって、最高のスペックのパソコンが欲しい、という人向けのグラフィックボードです。
レイトレーシング
RTXシリーズの特徴でもありますが、レイトレーシングに対応しています。
レイトレーシングとは、光線の動きを物理法則によってシミュレートすることで、リアルな描画を可能とする技術です。
現実世界で動く光子の動きを再現するため、非常にリアルな描画が可能になります。
その分、処理も膨大になります。この技術自体はもう古いものなのですが、ハードウェアの技術が上がったおかけで、一般のPCに積むようなグラフィックボードでも使えるようになってきた、という感じです。
ゲームで良くあるのが、水面への映り込みです。
影や反射や屈折などで表現される映り込みが非常にリアルに表現されます。
たた、自分はFPSのオンライン対戦ゲームを結構プレイするのですが、そのジャンルにおいては、リアルだから敵と戦いやすいわけではないので、難しいところでもあります。
シングルゲームをプレイする際にできるだけ良いグラフィックでプレイしたい、という人にとっては非常に良いかなと思います。
DLSS
DLSS(Deep Learning Super-Sampling)とは、アンチエイリアス処理の技術です。
簡単に言ってしまうと、今までよりも効率よく輪郭を滑らかに表現できます。
アンチエイリアスとは、輪郭のギザギザをより自然な形で表現する技術です。
自分の場合、FPSゲームではギザギザしていたほうが索敵しやすいので、結構切ってしまうことが多いんですよね~。
シングルゲームの場合は気にならないのですが…。
この辺りは好みの問題かなとは思います。
NVIDIA RTX2080Ti搭載のゲーミングPC
GEFORCE RTX 2080Ti搭載のゲーミングPC
ドスパラ GALLERIA ZZ ガレリア ZZ
CPU:Core i9-9900KF、グラフィックボード:GeForce RTX 2080 Ti 11GB、メモリ:16GB DDR4 SDRAM、ストレージ:1TB NVMe SSD / HDD 無しの高スペックゲーミングPC。ハードディスクがついていないため、動画などの保存用にハードディスクを追加するのがおすすめ。
ドスパラ GALLERIA AXG ガレリア AXG
CPU:Ryzen 7 3700X、グラフィックボード:GeForce RTX 2080 SUPER 8GB、メモリ:16GB DDR4 SDRAM、ストレージ:1TB NVMe SSD / HDD 無し
ドスパラ GALLERIA AXZ ガレリア AXZ 3950X搭載
CPU:Ryzen 9 3950X、グラフィックボード:GeForce RTX 2080 Ti 11GB、メモリ:16GB DDR4 SDRAM、ストレージ:1TB Gen4 NVMe SSD / HDD 無しの高スペックゲーミングPC。
各メーカーのアマゾンでのNVIDIA RTX2080Ti
NVIDIA RTX2080Tiのまとめ
このグラフィックボードは、各世代における最高性能を表す80tiになります。
そのため、性能は素晴らしいですが、価格が高くなり、強い冷却機能が必要なためグラボ自体が大きく重くなり、消費電力も大きくなる、という負の側面も持ち合わせています。
買い替えの場合は、ケースの大きさやつけ方に注意が必要ですし、冷却機能が足りているかどうかも重要です。また、消費電力の関係もあるので、現状のPCの電源事情もきちんと把握しておく必要があります。
お金があって、ここから数年は最高のパフォーマンスのPCでゲームをしたい、という人は、このグラフィックボードが搭載されているゲーミングPCを選ぶのが良いと思います。しかし、お値段はします。
以下はドスパラさんのグラフィックボードの性能比較表です。
ドスパラ グラフィックボード・ビデオカード性能比較ベンチマークテスト
性能表を見る限りでは、2080 SUPERや、2070SUPERでも、2080Tiと比較してもそこそこの性能が出ています。また、値段的に2070SUPERだとメーカーによっては半額ぐらいになるので、値段を考えると良い気がします。
ということで、現状の最高スペックでプレイしたい、金はいくらでも出す、という人用なのかな~と思います。