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Apple Arcadeは月額600円で対象のゲームがプレイしほうだいの、サブスクリプションサービスです。
試しに入ってみて使ってみたのですが、「けっこうええやん!」というのが感想です。
自分にはあっているようです。
ということで、使ってみての良い点を書いてみようと思います。
Apple Arcadeの利点1 PC版のゲームを試せる
自分としてはこれが一番でした。
PC版が用意されているゲームを買う前に試せるのが大きいです。
ウイッシュリスト行きのゲームが結構あります。
現時点でPC版が出ていなくても、steamでの販売を予定しているゲームが結構ありますね。
単純に驚きでした。
独占という言葉だったので、app storeのみかと思っていたのですが、意外とsteamやepicや自社サイトの販売やらが多くて、契約によって違うんだなというのがわかりますね。
開発会社側からの視点になってしまいますが、アップルアーケードである程度好評だったものをPC版で販売するのはありかな、と思いました。アップルアーケードで好評だったことを宣伝文句にできれば、さらに良いかと。アップルアーケードでの契約次第なのかもしれませんが。
PCゲーマーの自分は、できればPCで、しかもWindowsでプレイしたいので、いろんな開発会社さんが検討してくれたらありがたいな、と思います。
プラットフォーマーのゲーム囲い込みと言えば、steamユーザーからは不評のepic storeですが、アップルアーケードも時限式の独占など、様々な形式があるのかもですね。
新規プラットフォーマーの囲い込みは、一つのプラットフォームで全てのゲームを管理したいと考えているユーザーからするとマイナスなのですが、自分のようなそれに特にこだわらないユーザーにとっては、将来的に一時的にプラスになると予想しています。
epicの利率での時限式独占や、アップルアーケードの開発会社への支援によって、金銭的な余裕が開発会社に生まれれば、良いゲームが市場に増えるからです。
とは言っても、有利な条件でどこかのプラットフォーマーが市場を独占してしまうと、ユーザーの選択肢がなくなり足元を見られて結局利用料金が上がっていくというのが、最近の風潮ですので、そうなる危険性は少ながらずあり、一時的に、とつけているのはそれが理由になります。
上手く競争原理が働いてくれれば、ユーザーにとっては利点かなと思いまして、そのうちの1つにアップルアーケードが入ってきて、かつその対象ゲームがPC版も準備していたりすると、選択肢としての幅が広がり健全な市場に近づくのではないかなと思っています。
単純にPCゲーマーの自分にとって利点なので、PC版を準備する開発会社が増えるといいな~という単なる願望でもあります。
Apple Arcade利点2 未知のゲームも試せる
大手や、以前から知っていた開発会社も多いですが、それ以上に知らない会社さんもあって、それらを確認できたのが良かったです。
特に前作が有名作な開発会社も多く、そういったゲームは良い作品が多かったです。
Outlandersやスニーキーサスカッチは全然知らなかった開発会社でしたが、非常に当たりゲームでした。こういったものがラインナップに入っているのはちょっとびっくりしましたね。
「Apple Arcadeゲーム評価」Outlanders のレビュー 箱庭系 街づくりシミュレーション 「Apple Arcadeゲーム評価」Sneaky Sasquatch(スニーキー サスカッチ)のレビュー どう森ライクなライフシミュレーションoutlandersは非常によい箱庭系ゲームだったので、これはぜひPC版でプレイしたいんですけど、特にそういった情報は見つからなかったので残念です。iPhoneだと熱を持ってしまうので、できればPC版でやりたいな~と。セトラーズ4みたいなゲームを探してたんですよね~。ドンピシャでした。
と、全然知らない未知の良ゲーに出会えるぐらいに、適当にゲームを試せるのがアップルアーケードの良いところです。
今後も継続する人は、とっかかりで面白かったものだけを残す前提で、数撃ちゃ当たるでたくさん試すのが良いかなと。それがサブスクリプションサービスの利点でもありますね。
Apple Arcadeの利点3 暇つぶしに最適なパズルゲーム・アドベンチャーゲームが多い
ちょっとした時間の隙間にできて、出来が良くて、そこそこボリュームのあるパズルゲームが多いです。
毎週一本ずつちょっとしたパズルゲームをプレイして、クリアしていなくても飽きたり難易度高いしもういいかなと思ったら別のゲームに移行する、みたいな形が取りやすいです。
これまではそれを無料ゲームで探していたわけですが、口コミなどで無料ゲームを探しても外れが多かったんですよね。
アップルの選抜が入った状態でのラインナップから選んでいるため、確率としては良かった気がします。もちろん、外れもありますが。
数をこなしたほうがお得なのがサブスクリプションサービスなので、無理しない程度にその「量」を確保できる良質なパズルゲーム・アドベンチャーゲームがラインナップに揃っているのは大きいです。
外れゲームも確かにあるけど全体的に質は高い。後は好みと自身のプレイ環境に依存する
以前、長々と書きましたが、アップルアーケードには結構可能性があると思っています。
アップルの「Apple Arcade」を考える。サブスクリプション系ゲームサービスのビジネスモデルに未来はあるのかゲームのラインナップがまず重要とも書きましたが、正直に言いますと、外れゲームも結構あります。
単なる好みの問題での外れならば良いのですが、ゲームとしてまだまだかな…作りかけかな…というものもあります。
ですが、思っていた以上に当たりも多かったです。アクションなどでも、タッチパネルで十分操作しやすいゲームもあり、良く考えられてるしきちんと作られているな~というソフトも多いです。
無料ゲームを口コミで探すよりも、アップルアーケードという編集を通った上でのラインナップから選ぶ方が、当たる確率は高くなる感じです。
ただ、RPGみたいなゲームは、現状のソフト本数ではサブスクリプションサービスには向かない印象です。単品で買ったほうがコスパ的にお得な気がします。どうしてもこのRPGがプレイしたい、とかでなければ月600円払うのはちょっともったいないです。10時間ぐらいでささっと終わるRPGが今後もラインナップに揃っていくのであれば、月に数本プレイするか、みたいな形で元が取れるかもですね。
RPGなどもそうですが、最後は「好み」の問題に収束すると思っています。
そこそこ質の良いゲームが揃っているので、後は自分の好みです。
次に環境かと。
コントローラーを持ってないとか。
ゲームによってはタブレットぐらいの広い画面とコントローラーが欲しい、なんてゲームもあります。こういうゲームは批判的なレビューがつきやすいですが、コントローラーでプレイしたら面白いのでゲームとしては良いものです。
プレイ環境に依存してしまう部分は、スマホゲームではどうしても出てくるので、そういった意味での外れは仕方ないと思っています。そういうゲームはもったいないな~、とは思いますが。
まとめ
ラインナップにあるゲームを40本ぐらいやってみましたが、結構良いものが多いです。無料ゲームのランクキングや口コミでソートするよりも、全体的に質の高いラインナップが揃っていると思います。
数をプレイ出来るのがお得と考えると、パズルゲームや、PC版の試用版として使うのがとてもあいます。
パズルゲームやアドベンチャーゲームを週替わりでこつこつプレイしていく、なんて使い方ができるぐらいには良質なゲームが揃っているので、お得な使い方はできるかと。
逆に、数をこなすのが時間的に難しい人や、いくつもゲームをプレイするのがめんどくさい人には向かないサービスですね。
また、自分は質が高いと思いましたが、このレベルでは質が低いしお金を払うまでもないし無料ゲーと大して変わらない、という判断基準の人にも向かないですね。質の判断には無料トライアルが良いと思います。
この後、自分が長い期間サブスクを継続していくかどうかは、今後のラインナップ次第ですね~。
最初のリリースが9/19で、その後10/5と10/11に4本と5本のソフトが追加されています。このペースで良いゲームが更新されていけば、かなり可能性があるかと思います。
初動のラインナップはそこそこ良かったので、追加ソフトの質が今後も保たれるかどうかが重要になりそうです。