「Apple Arcadeゲーム評価」tintのレビュー。絵具と折り紙を合わせる色のパズル

【Apple Arcade】tint. 4+ A、relaxing color-mixing puzzle、Lykke Studios

tintは色を使ったパズルゲームです。

スケッチブックの上の水彩絵の具をのばしてパズルを解く感じですね。

tintの特徴

スケッチブックのような画面の上に、色付きの折り紙があります。

折り紙と同じ色の絵の具でその折り紙に触れるとクリアです。

絵の具は色にもよりますが、基本色は一回混ぜて違う色にすることができます。

二回混ぜてしまうとミスになります。

同じ色の上は通れます。

一度指を離してしまっても、途中からまたスワイプして線を引くことができます。

また、混ぜた状態で重なる部分を広くしていけば、そのまま混ぜた色で元の色を上書きすることができます。

混ぜられない色もあります。

ステージが進んでいくと、色を一か所消せる水なども出てきたりします。

最初は少ない色数と、単純な構図ですが、ステージが進むごとに折り紙の色数が増えたり、障害物の絵の具も複雑になっていきます。

自分はパズルゲームは得意ではないので、後半になるとちょっと頭を使う必要がありましたが、難易度としてはすごく高いとかではないので、気楽にプレイできます。

tintのプレイ方法

プレイ方法は簡単で、絵の具の部分を指でなぞると、そのなぞった奇跡でその色の線が描けるので、そのまま折り紙の場所まで線を引くだけです。

全ての折り紙の色まで線を引くとクリアになります。

画面をダブルタップすると、進行がリセットされ、ステージが初期状態に戻りやり直せます。

画面の左上に豆電球があり、それをタッチするとヒントが表示されます。次の一筆を教えてくれます。

ヒントの通りにプレイすればもちろんクリアできますが、解法は1つではないため、全然違うやり方でもクリアできます。

クリア後にヒントを見たら、自分のやり方と全然違っていたりしてちょっと面白いです。ヒントに比べるとかなりめんどくさいやり方をしていたり、逆に自分の解法のほうがシンプルだったり。

tintのサウンド

app storeの紹介文で、バイノーラルオーディオが楽しめますと書かれていますが、確かにサウンドがすごく良いです。

環境音的なサウンドが結構自然でびっくりしました。

カナル型のイヤホンとゲーミングヘッドセットで試してみましたが、かなりリアルなサウンドです。

水が落ちる音がずっとしているステージがあるのですが、非常に心地よくて、そのまま寝てしまいそうになります。

ゲームも良いですが、そのまま環境音を楽しむのもありだな…と本末転倒なことを考えてしまうぐらい良いですね。

iPhoneのサウンド環境でもここまでできるんですね~とちょっと驚きました。

普段撃ちあうゲームばっかりやっているので、如何に足音とか銃声とかそんな物騒な音を聞き分けるか、なんてことしか頭になかったので、こういうのも良いね…とちょっとほのぼのしました。

開発した会社「Lykke Studios」

tintを開発した会社はLykke Studiosというバンコクに拠点のある会社です。

コーポレートサイトを見ると、北欧出身の人が多い、と書かれています。

サイトにはいくつかの他の開発ゲームのトレーラーなどへのリンクがあります。

英語版のwikiなどもないため、わかるのはそれぐらいでした。

FacebookやInstagram用のARフィルタなども作っているようですね。

ゲーム内のクレジットがあったので、中の人の情報としてはもしかしたらこの情報が一番詳しいかもです。

まとめ

水彩絵の具のじわーと紙ににじんでいく感じが非常にうまく表現されています。

サウンドが非常に良いのが意外なところです。

是非、このサウンドをまた別のゲームとして生かして欲しいです。

パズルゲームの場合はその環境音自体はゲーム性と関係ないからです。

パズルとしても良くできています。

混ぜる色と混ぜない色を考えたり、どういうラインを引くかを逆算して、最終的にラインが引いたり。

上手くつながった時の快感がパズルゲームの醍醐味ですね。

Apple Arcadeはちょっとしたパズルゲームが多いですし、こういったゲームが活きるサービスかもな~と少し思いました。