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ゲーミングPCを買う際に、ミドルクラスあたりの構成で良く見るのが、NVIDIA GEFORCE GTX 16です。
10シリーズなどで、80系のグラボを持っている人にとっては、ちょっと選択肢に入れづらいビデオカードですが、最初に買うゲーミングPCのグラフィックボードとしては、価格的に少し優しいかな~という感じですね。
次のゲーミングPCを買うために、自分用に16シリーズについてまとめました。
NVIDIA GEFORCE RTX 16 シリーズのラインナップ
製品名 | 発売日 |
---|---|
GEFORCE GTX 1660 Ti | 2019年2月22日 |
GEFORCE GTX 1660 SUPER | 2019年10月29日 |
GEFORCE GTX 1660 | 2019年3月14日 |
GEFORCE GTX 1650 SUPER | 2019年11月22日 |
GEFORCE GTX 1650 | 2019年4月23日 |
NVIDIA GEFORCE GTX 16 シリーズの数字の見方
GEFORCE GTX 16 シリーズはミドルレンジの製品になるため、シリーズの16の後の性能を表す数字が、今のところ50と60しかありません。
50と60では数字の大きい60のほうが性能が良く、同じ数字でSUPERがついているものはその上位機種、SUPERの上位がTiになります。
NVIDIA GEFORCE GTX 16シリーズの特徴
特徴としては、GEFORCE RTX20 シリーズよりも価格と性能を抑えた、ミドルレンジの商品群になります。
そのため、可もなく不可もなく、といった感じです。
型番も今のところ60までしかなく、ハイスペックな80などの型番はありません。
また、2019年に発売されたゲームの奨励環境が、だいたいこの1660ぐらいのグラフィックボードとなるため、普通にゲームする分には問題なく、価格も高くない、というのが特徴です。
ただ、60シリーズは数年後にはきつくなってくる、というタイプなので、2020年以降に新しい製品が出てから、RTX20シリーズを待つほうが良いかも、というラインでもあります。
NVIDIA GEFORCE GTX 16シリーズにわざわざ買い替える必要はない
このシリーズはミドルクラスなため、グラボの買い替えには向かず、ゲーミングPCのライトゲーマー向けな性能になります。
だいたい、50は本当にお試し用の一番安いグラボで、性能的には結構つらいです。発売直後だったとしても、わざわざ単品で買う必要はあまりないです。
1650は、1060よりも少し下、ぐらいの性能なので、本当に予算がなくて、今はグラボついてないけど、とりあえずグラボつけたい、ぐらいの人用になります。
初めてゲーミングPCを買う人が、1660かSUPERかTiを搭載したBTOパソコンを選ぶ、というのが一番良い使い方かと思います。
1660シリーズでの買い替えを検討するのは、こらちもかなり古いグラボや1050などをつけている人用かなと思います。
ただ、1660SUPERやtiは、1070ti付近の性能があるので、高スペックを求めない人にとっては、選択肢に入ってきます。
とは言っても、1660を買うのならば、RTX2060を視野に入れたほうが良い気がします。
あくまで、BTOパソコンに乗るようのグラフィックボードって感じのシリーズになります。
ただ、その分お財布に優しいので、予算重視で選ぶというのも一つの手です。
各メーカーのNVIDIA GEFORCE GTX 16シリーズのAmazon検索結果
GeForce GTX16シリーズ Amazon検索結果へのリンク
各社、GTX1660が三万円前後であるので、価格としては優しい感じです。
まさにメインのPCで1080とか1070tiとかを使っている人にとっては需要はないですが、9シリーズの人は安い値段でそこそこのグラボを変えるので、PCの延命になる可能性があります。
単品で買うようのグラボというよりは、BTOパソコンに乗る用のパソコンなので、そちらで選んだほうが良いかと思います。
GEFORCE GTX 1660SUPER搭載のゲーミングPC
GEFORCE GTX 1660SUPER搭載のゲーミングPC
ドスパラ GALLERIA XT ガレリア XT Minecraft for Windows 10 Master Collection 同梱版
CPU:Core i7-9700F、GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6、16GB DDR4 SDRAM、512GB NVMe SSD / 2TB HDDと基本的な要素を備えたゲーミングPC。これぐらいのスペックでスタートすると、様々なゲームをストレスなく普通にプレイできる。予算的にRTX20シリーズに届かない人にオススメ。
ドスパラ GALLERIA AT ガレリア AT
Ryzen 7 3700Xを搭載して価格を抑えたモデル。入門用のゲーミングPC。メモリーも8GB DDR4 SDRAMと少なめなので、増設したほうがよい。
ドスパラ GALLERIA RT5 ガレリア RT5 基本モデル
非常に安価なお試しゲーミングPC。グラフィックボードはGeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6搭載なので十分だが、CPUの性能とSSDの容量が抑えめ。SSDは256GBなため、最近のゲームだとすぐに容量不足になるかも。
GTX1660シリーズは、そこそこのスペックである程度お得なゲーミングPCが買えるので、それがオススメです。
あまりに安いものは入門用なので、がっつり良い環境でプレイしたいな~という人には物足りないスペックになりますので、注意が必要です。
NVIDIA GEFORCE GTX 1600シリーズのまとめ
ミドルクラスの性能なため、入門用のゲーミングPCに搭載されていることが多いグラフィックボードです。
一番新しい1660SUPERが、選択肢に入りますが、その他のラインナップは微妙です。価格と性能とでのコストパフォーマンスが微妙なものが多く、50シリーズはもともと性能が微妙なためです。
とは言っても、価格が安いのが魅力ではありますので、どうしてもお金がないけどグラボは詰みたい、的な時に、50シリーズが選択肢に入るかな、といった印象です。
以前50シリーズのグラボを買ったことがあるのですが、結局70や80のものを買ったほうが、長期的に見て安上がりだった、という経験をしたので、50シリーズはあんまりオススメできないな~という感じです。入門用のゲーミングPCとして、1660SUPERは性能的にも価格的にもありだと思うので、そのラインを最低限にしておくほうが後々お得じゃないかな、と思います。