サバエとヤッたら終わる【webで読んだ漫画の感想】

webで読んだ漫画の感想を備忘録的に書いていく。

下ネタギャグマンガの「サバエとヤッたら終わる」。

出版社は新潮社、作者は早坂啓吾。無料だとwebではくらげバンチとかニコニコ静画。

好きになった巨乳の女性とは別の巨乳の女性にムラムラして耐えられなくなるけど結局やれない話。


作者はニコニコ静画でかなりたくさん個人投稿をしていて、その中でも下ネタ系のギャグマンガが多かったが、サバエとヤッたら終わるもそういう感じ。

登場人物はだいたい酒ばかり飲んでいる。

主人公はさえない大学生で、フットサルサークルの女性に恋をするが、同じサークルの酒飲みの鯖江とばかり飲みに行き、わざとか本気か良くわからない鯖江の行動から起こるエロハプニングに対して、ここでやったら意中の人に嫌われる…と逡巡するがやりたくなり、やろうとするけど結局やれずに終わるというだけの話。

もう十分長く連載してるけど、「はよやって終われ」というツッコミを読者がいれ続けられる状態を保てば、まだまだ続く作品。

サバエとヤッたら終わるの感想

大抵が一回読み切りのショートストーリーを繰り返す漫画で、昔の時代劇のように決まったパターンで話が展開し、最後に落ちが来る。

「このヒーラー、めんどくさい」が結構類似で、それのヒーラーを下ネタにした感じ。ヒーラーよりも展開はわかりやすい分、先も読みやすい。

下ネタで煽ってくる女に、さえない男がツッコミを入れまくることで話が進む。

なんだかんだでずっと同じ構成で長いこと連載が続いていて、その安定感がすごい。多分こういう漫画は繰り返すことに意味がある。

登場人物にちゃんと終わりをつけてあげるのか、このままなんとなくで終わるのか。

この形でなんとなく続いていくのが一番需要がありそうな気がする。