とんでもスキルで異世界放浪メシ【webで読んだ漫画の感想】

webで読んだ漫画の感想を備忘録的に書いていく。

「とんでもスキルで異世界放浪メシ」。

出版はオーバーラップ、原作は江口連、漫画は赤岸K、キャラクター原案は雅。無料で読むには、webだとコミックガルドとか。

原作はなろうで読める。2016年から連載していて、長く続いている結構老舗の話。2023年にアニメ化された。


勇者召喚ものだが、召喚した側(異世界の王様とか)がやばそうだったので転移側がとっとと逃げる系。

途中で仲間になる伝説の神獣フェンリルと一緒に旅をしながら、チートスキル「ネットスーパー」で現代調味料などを仕入れて料理する話。

料理の話は結構あるけど、ネットスーパー頼りの現代食なのでフックになる部分が難しい話。良くも悪くもある程度昔の異世界もの。

とんでもスキルで異世界放浪メシの感想

ちょっと昔の異世界転生ものって感じ。原作が2016年なので、そう感じるのも仕方ないかも。

特に前半部分は時代を感じる。異世界転生物が多くなりだす時期の話なので、テンプレ的なご都合主義で話が進む。

ほとんどの話が、モンスター倒して、それを食材にして似たような現代料理を作るという話。オークなら豚肉的な。

現代調味料とか現代食材と合わせて、現代の料理を作ってというだけの話。

一応冒険部分なども入るけど、あくまでも「現代食」を異世界で作りたいというコンセプトのために挿入されるだけ。なんだけど、それが狙いなんだと思う。「異世界食堂 洋食のねこや」とかも思ったけど、飽和気味のグルメ系ストーリーをどうにかして取り上げるために、「異世界」という設定を使った、という話なんだと思う。

現代食グルメ漫画、異世界という部分はおまけ。