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【Apple Arcade】 Outlanders 12+ 100%オーガニックなタウンビルダー Pomelo Games
箱庭系の街づくりシミュレーションです。アウトランダーズでいいんですかね。
UI的には、戦闘のないザ・セトラーズ4みたいな感じです。
A列車とか、シムシティとか、そういったゲームをもう少し「人」にフォーカスした感じのゲームですね。
箱庭シミュレーションとして秀逸です。
PCでやっても面白そうなので、steamとかで出して欲しいですね。
出来栄えは非常に良く、箱庭系が好きな人には非常にオススメです。
最高速度でプレイすると、レベルが上がっていくと忙しくなるため、通常速度でまったりプレイが楽しいです。
Outlandersの特徴
ステージごとに、ある一定のお題をクリアしていく箱庭シミュレーションです。
自分がリーダーとなって街を作っていきます。
基本は「食料」の調達と、「建材」の調達と、「建物」の建築です。
メンバーは食べないと生きていけないので、食料を調達する必要があります。なくなると、メンバーが餓死していきます。
住民には幸福度があり、幸福度が下がっていくと…。
メンバーの幸福度を上げるには住居や食べ物や娯楽が必要です。
住居や働くための施設を作るためには、建材が必要になります。
木と石が基本建材です。これらはフィールドから調達することになります。
一部の建築物は資材がいらない基本的な建築物になります。それらを作って、さらに資材を集めて建材が必要な建物を作る、を繰り返していきます。
建物や道などの建造物は、壊すことも可能です。資材に限りがあるステージでは注意が必要です。
ステージが進むと「法令」と呼ばれるルールを定めることができます。食べる量を減らす、とか、労働時間を短くする、などです。それによっても住民の幸福度が変わります。
住民は大人と子供に分かれていて、子供は成人するまで労働力になりません。
ただ、大人は老衰で減っていってしまうので、世代交代のためにも子供の数は重要になります。
各ステージごとの必要チャレンジを満たすとクリアになり、次のステージがアンロックされます。
リリース当初はレベル6まであり、ゲーム内を見る限りでは今後の追加アップデートもありそうな感じです。
Outlandersのプレイ方法
iPhoneでプレイする場合は縦画面になります。
画面下にメニューがあり、基本は真ん中の「建築」ボタンから、作る建物を選びます。
作りたい建物を選択すると、マップに戻り、作れる場所が表示されますので、その場所を選択します。設置には微妙な操作が要求される場合もあるので、一マスずれないように、など、細かいことが気になる方は慎重に操作したほうが良いです。
各種の建物には、有効範囲があります。
例えば、木こりの小屋ならば、立てた場所を中心としてある一定の範囲内の木を切ることができる、などです。なので、木がないところに木こりの小屋を建てても意味がない、ということになります。
農場や採石場、採取小屋など、様々な特徴を持った建築物があるので、最初はいろいろ試してみるのも良いでしょう。
作った建築物には、そこで働く労働者を配置することができます。配置しないと意味が無いので、人員の数などを計算しながら建築する必要があります。
次にUI的な話です。
画面の上側には、現在の経過日数と太陽の位置でわかる時間、ストップ・再開・早送りボタン、現状の統計が見られるボタン、建物の数、子供の数、大人の数、という順番で左から表示されています。
時計を止めることができるので、人員の配置などを考えたい時などはストップしておくことをオススメします。建築して、人を配置して、早送りして、止めて微調整して、の繰り返しになります。
画面の右上の顔マークから大人の数までの部分をタップすると、幸福度や人口、実際に今持っている物資の数などが統計として確認できます。
次の建物を作るための必要素材の数などを確認するのに便利です。
特に食べ物が足りているかどうかは重要です。人口が増えていくと食料のコントロールが結構大変です。生産と消費のバランスが崩れると一気に足りなくなるので注意が必要です。
画面の右上には何かあるとインフォメーションがでます。住人の家が足りないよだったり、仕事がない住人がいるよ、などです。
特に仕事の割り当てがない住人がいるよ~の時は、早めに対処するのが良いです。人的リソースを遊ばせておく余裕がない場面が多いからです。
また、ちょっと世知辛いですが、このゲームでは寿命で人が減ってしまうので、施設に一人しかいない場所などは注意が必要です。食料調達担当がいなくなってしまって、いつの間にかキノコの採取が止まっていて食料が足りなくなる…なんてことになるからです。
こういった老衰で亡くなった、子供が生まれた、などの人員増減もインフォメーションで出てくるので、注意しておく必要があります。
基本はタップして選んで設置して、時計を進めて、時計を止めて、という操作になるため、難しいことはないです。
早送りしていると慌ててしまうことがあるので、大体操作をする時には時計を止めるのがやりやすいですね。
Outlandersの攻略
攻略というほど難しくないのですが、レベル4ぐらいから、少し考えたり調整しないとクリアできないようになってます。
できれば何でもできるフリーモードが欲しいところです。
序盤は特に簡単です。
レベル3までは何も考えずに街を拡大していくだけでもクリアできます。
レベル4から多少考えて配置していかないと失敗する可能性が出てきます。
ということで、レベル4からのヒントを記載しておきます。
レベル4
パンと籠で出来ている良くわからない像を180日以内に作ることと、14人未満(多分以下の訳し間違いじゃないかと)の人数に抑えるというものです。
バンカゴを作るのにパンが大量に必要なので、食料を確保しつつ如何にパンを確保する生産ラインを作るかが重要です。
島の土地はあるので、農地は作れるのですが、人を増やせないので、急激な開発ができず、こまめにリソースを調整する必要があります。
また、人数縛りのチャレンジのため、老衰でなくなってしまうメンバーの数と生まれる数を、法令で上手くコントロールする必要があります。
人数増に歯止めをかけないと人口が増えすぎてしまいますし、子供がいないと老衰で減る分をカバーできなくなって、労働力が足りなくなります。
日数的には余裕があるので、パンの生産がプラスになる人員配置を継続できる体制が必要になります。
レベル5
普通の家を作らずに満足度をある一定以上にするのと、酒場とパンが必要になるステージです。
最初勘違いしていて、デフォルトの普通の家も壊さないといけないのかと思っていましたが、残ったままでもクリアできました。
基本はパンを作って酒場に納品できればOKです。
島の木の本数が限られているので、食料調達をキノコから素早くトマトに切り替えて、パンを作るための建物を建てる木材を得る必要があります。
食料さえ回れば問題なくクリアできます。
どのステージに対しても、人口に対しての必要な食料と、ステージ条件をクリアするのに必要な建物と、その建物に必要な建材の数、がある程度決まっています。
ステージ5は、木材が少なめなので、トマトに切り替えてしまったほうが楽です。キノコを採る必要が全然ないぐらいにトマトだけで補えたので、もっと適当に木を切っても良かったな~とクリアしてから思いました。
ステージ4は人数も少ないのでキノコだけで行けたんですよね~。その印象が少し強すぎたかもです。
レベル6
ここまででは一番広いマップで、人数70人と酒場5つ風車7つを作るステージです。
キノコ採取で調整しつつ、小麦とトマトをガンガン作っていって人口を増やしていくとクリアできます。
マップも広いので、ちょっと既存の道をつぶせば、一部の森は切り開かなくても食糧生産が追いつきます。木材も大量に手に入るので、ちょいちょい板材を作って条件の建物にも十分ですし、ある程度のタイミングで採掘場を作って、一人だけで放置しておけば必要数は十分溜まります。
レベル5やレベル4と違って、細かいコントロールを考えるよりも、発展させることだけを考えればいいので、楽は楽ですね。
Outlandersを開発した人達
ウルグアイのモンテビデオにて開発しているグループのPomelo Gamesが開発です。
いくつかのスマートフォン向けアプリゲームを作っているようです。
以下、公式ツイッターです。
掲載されていたゲームはスマートフォン向けアプリが多いようですね。
今回のOutlandersは非常に良いゲームなのでぜひPC版で欲しいな~といった感じです。
まとめ
とても面白いゲームです。
こういう箱庭シミュレーションを待ってました。
セトラーズ4がすごく好きだったんですけど、ああいった感じのゲームが好きな人はハマると思います。
農場を作るには板材が必要で、板材を作るには木材が必要で、木材は木を切る必要があって、木をきるには木こり小屋が必要で…、という箱庭系でよくあるゲーム性です。
レベル4では人数制限がチャレンジの一種でもあり、こういったゲームをやるとつい物量でなんとかしようとする悪い癖のある自分はちょっと戸惑いましたが、意外とゆるくやっていてもクリアできます。
日数制限などもありますが、そんなに厳しくないですね。人によっては雑にやると詰んでしまうのでしょうが、シミュレーションになれていてる人にとってはそんなに難しいわけではありません。
できれば条件も時間制限もない、フリーのモードが欲しいですね。iPhoneの処理能力の限界はあるかと思いますが。
ステージクリア性のミッションも面白いので、効率を目指すもよし、ぎりぎりでクリアするのもよし、クリアを目指さず暴君としてふるまうもよし、様々な楽しみ方があると思います。
これぐらいのグラフィックで全然かまわないので、ちょっとマップ広めのフリーモードをPC版でプレイしたいですね~。