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「Apple Arcade」Card of Darkness
Card of Darknessはポップなグラフィックですが、中身は結構硬派なアドベンチャーゲームです。
カードの山をめくり、ゴールまでの道のりを作ることが目的です。
カード内には様々なアイテムや武器、敵モンスターや回復薬などがあり、それらを駆使してゴールを目指すことになります。
Card of Darknessのゲーム性
マップ上にステージがあり、ステージに入ることでゲームがスタートします。
ゴールまでの道を作ればクリアになります。
ゴールまでのマスにはカードがランダムに配置されており、一つのマスに数枚のカードが山になっています。同じステージでもカードの配置は毎回違っているようです。
一番上を一度めくると、その山のカードを全てめくらないとゴールできません。
カードには種類があり、モンスターや武器・回復アイテム・ゴールドなどがあります。
プレイヤーにはHPがあり、モンスターの札を取得するとその数自分のダメージを受け、0になるとやり直しです。
回復アイテムはその数値分だけ回復します。
武器はモンスターの数字に対して、ダメージを減らすことができます。武器の数値がモンスターの数値を上回ればダメージは0です。武器とモンスターの数値は偶数奇数での相性があり、偶数の武器で奇数のモンスターを攻撃すると武器が壊れます。その逆も同様です。なので、できるだけ偶数の武器で偶数の敵を、奇数の武器で奇数の敵を攻撃する必要があります。武器は壊れるか別の武器と持ち替えるまで、ずっと持っていることができます。
自分のHPが残っている状態で、ゴールまでのルートを作れればステージクリアとなります。
また、プレイヤーは特殊装備をつけておくことができ、それらはプレイヤーのリュックの中に入っています。それを利用することで、展開を有利に進めることかできます。例えばですが、特定の山札の一番上に武器カードを配置する、などがあります。
Card of Darknessの操作
操作は非常に簡単です。
マップ上では指定のステージをタップすれば、そこに向かってくれます。
ステージ内では、カードをタップすればカードを取得できますし、相手がモンスターならば攻撃です。魔法や装備の効果に関しては、自分の手持ちのリュック内をタップすると使用することができます。
後はゴールに向かっての道を作るだけです。
ゴールまでの道ができたら、ゴールにある階段などをタップすると、主人公がそこまで歩いて行ってステージクリアになります。階数が複数ある場合は、次の階に進めます。HPやアイテムは持ち越しになります。
瞬間的な操作はあまり求められないのがありがたいところです。
運と自分の思考が試されるゲームです。
Card of Darknessの序盤の攻略
最初のステージから思っていた以上に難しく、適当にカードをめくるだけではクリアに非常に時間がかかったりします。
運要素もあるため、最初のほうは適当でもクリアできたりしますが、ほんの少し進んでからは、ある程度考えないとクリアできない難易度になっています。
自分は頭が悪いので、グリンホーン・フォレストの1でかなり足踏みしました。
そんな感じの、とりあえず最初で躓いてしまう人用の攻略です。
必要のないルートのカードは開かない
基本は必要のないカードを開く必要はないのです。武器の数字とモンスターの数字でノーリスクで倒せるモンスターがいたとしても、山のカード枚数が多いのならば、そこを開くのはリスクが高くなります。
なので、まずはゴールまでのルートで、最短を目指します。上手く行くと、それだけでクリアできてしまいます。
ただ、だいたいはそこまで単純にはいかないので、山札が残るリスクを承知で回復のカードを取って延命したり、武器のカードを取って敵を倒したりします。
山札を一枚でも手をつけてしまうと、その山を全部開かないといけないので、極力それを避けたいのですが、どうしようもない時は仕方なく開けて運だめしするしかなくなります。
最初、この山札の仕組みがわかっていなくて、倒せる敵は全部倒して、ゴールドは全部取って…とやっていたら全然クリアできませんでした。
いかにカード取得の枚数を少なくしてHPを温存できるかが、カギになるゲームです。
武器の数値を見極める
武器の数値は偶数と奇数が重要な要素になります。
偶数の武器で奇数のモンスターを攻撃すると、武器が壊れます。その逆もそうです。
そのため、偶数の武器ならばできるだけ偶数の敵を倒して行くことが重要になります。
例えばですが、山札が最後の1枚に数値6の武器があったとしてもすぐにそれを取りに行くのではなく、まず手持ちの奇数武器で敵を倒した後に、その6の武器を取りに行く、など順番を考えることが重要になります。
もちろん、あえて壊して次の武器を取得してゴールを目指す、という戦略もあるため、その時の場に出ている手札で、いろいろ考える必要があるのですが、基本は偶数奇数が重要になります。
有利な魔法を計算に入れてカードを開く山を決める
また持っている魔法も重要な要素でして、一度開いてしまった山札を、すべて開かなくても良くする魔法や、攻撃に使える魔法など、便利なものがたくさんあります。魔法の手持ちを考慮に入れたうえで、回復などのカードを取得することでクリアの可能性が見つかることもあります。
特にルートの最後のカードがモンスターで、自分のHPよりも大きい場合に、うまく魔法カードを使って切り抜けられたりします。例えばですが、途中札の中に回復があるけど、その山の下にはまだカードがたくさんある場合、回復をして解放の魔法でその山札を無効化し、最後のモンスターを倒してルートが完成する、などが可能なシチュエーションがあったりします。
そういった様々なパターンを駆使して、ゴールへの解法を見つけるのが楽しいですね。
とは言っても魔法を使っても何を使って詰む時は詰みます。
なので、試行回数を重ねながら、クリアできるパターンが出てきたときに見逃さないのが重要になります。
Card of Darknessの開発会社
以下は公式ツイッターです。
作成している人はゲームだけでなく、様々なアートなどを手掛けている人みたいですね。
iOSアプリもたくさん作っていて、チェスやパズルゲームが並んでいます。
公式のページでは作品もたくさん公開されていますね。
古いものはフラッシュだったりと時代を感じさせます。
まとめ
如何に必要でないカードを開かないか、いかに有利な状況になる順番でカードを開いていくか、が重要なゲームです。
運もあるので、ダメな時はダメですが、カードを開く順番やアイテムを使う順番、武器の使い方や魔法を使うタイミングなど、うまく対応していけば結構クリアできるようになります。
かわいらしい見た目だったので結構簡単かなと思って手を出したらかなりの難易度でした。
運要素もありやられるときはサクッとやられますが、テンポが良いためそこまで気になりません。
回数をこなしてクリアしていくゲームかなと思います。
見た目はポップですし、ある意味死にゲーなので気楽にプレイできますが、ゲーム自体はかなりちゃんと作りこまれています。運要素も大きいですが、クリアにはプレイヤーのスキルも必要になるので甘くないゲームです。
操作技術を求められる類のゲームではなく、カード運と自分の思考が試されるゲームになります。