【COD:MW】グラフィック設定のやり方や軽くしてフレームレートを稼ぐオススメの設定など(Call of Duty: Modern Warfare)

Call of Duty: Modern Warfare(コールオブデューティー モダンウォーフェアー)のグラフィック設定のやり方についてです。

CODのシリーズでは細かくグラフィック設定を変更できますが、グラフィックが良いからといって戦いやすいとは言えないのがオンライン対戦ゲームの難しいところです。

グラフィック設定で重要になるのが「フレームレート」でして、如何に自分が見やすく、かつ、フレームレートが自分のディスプレイの性能を生かす分だけ出ているか、が重要になります。

PCの性能があまり高くない人は、有利に戦うためには画質ではなくフレームレートを優先する必要があるため、軽い設定にすると良いです。

グラフィック設定の方法

マルチプレイヤーの画面から、オプションを選択します。

タブのメニューから、グラフィックを選択します。

グラフィック内では、大きく分けて「ディスプレイ」「細部とテクスチャ」「影と照明」「後処理効果」の設定ができます。

動作を軽くしてフレームレートを上げる設定

基本的には全部の設定を低にするか切ってしまうのが軽くする簡単な方法になります。

テクスチャーの解像度だけは高めにしておいたほうが見やすいですが、それでも「通常」で十分です。

各種のエフェクトや影の設定は、高い設定にしておくとリアルにはなるのですが、ゲームとしては逆に見づらくなるんですよね。敵を見つけにくかったり…。

マップによっては敵の影のおかけで、屋根上に敵がいるとかわかるのですが、高い設定にする必要は全然ないんですよね。

VRAMは8GBのものを使用していますが、正直2GBちょっとしか使っていません。3GBのグラボならば十分フレームレートも出ると思います。

対戦系のシューターゲームは安定してフレームレートを出すほうが重要なので、低めのグラフィック設定のほうがやりやすいのですが、この辺りは好みの問題でもあります。良いPCを使っているのならば、高い設定にもできますし、後は自分の見やすい設定にするのが良いですね。

以下の設定にして、それでもまだつらいレベルのグラボの人は、テクスチャー解像度を低くしたり、有効にしている場所を無効にしてみてください。

自分のPCだと、人やテクスチャーの複雑さが少ない場所で220~180ぐらい、人がたくさんいたり戦闘時でも160を下回ることはあまりない設定です。たまに重くなる時はありますが。

ディスプレイ
表示モード 全画面
ディスプレイモニター メインのモニタ
ディスプレイアダプタ メインのグラボ
リフレッシュレート 144(ディスプレイの性能で決定)
レンダリング解像度 100
ディスプレイ解像度 1920×1080(自身のディスプレイの解像度)
アスペクト比 自動
全てのフレームを同期(v-sync) 無効
フレームレート制限 カスタム
ゲームプレイフレームレート制限 160(PCの性能次第)
メニューフレームレート制限 60
バックグラウンドフレームレート制限 30
細部とテクスチャ
テクスチャー解像度 通常
テクスチャフィルターの異方性 通常
テクスチャ品質
弾丸の衝撃 有効
テセレーション 全体
影と照明
シャドウマップ解像度
スポットの影のキャッシュ 有効
日陰のキャッシュ 有効
パーティクルライティング
DirectX Raytracing 無効
アンビエントオクルージョン 無効
スクリーンベースリフレクション 無効
後処理効果
アンチエイリアス オフ
被写界深度 無効
フィルム密度 1
ワールドモーションブラー 無効
ウェポンモーションブラー 無効
フイルム粒子 0

以下、各設定について、自分の環境化で確認した内容を記載しています。

全ての人に当てはまるわけではないですが、参考程度にはなるかと。

良い設定は各自のPCや周辺機器環境で違うので、色々試してみるのが良いかと思います。

ディスプレイ

ディスプレイの設定で重要になるのは、リフレッシュレートとフレームレート制限です。

リフレッシュレートは自分が使っているディスプレイの性能で決まります。リフレッシュレートの高いディスプレイでプレイしている人はそちらの設定に合わせておきましょう。

できれは144HZ以上のディスプレイにしておくとFPSでは良いですね。

フレームレートの上限ですが、こちらはPCの性能によります。

自分のPCだと、軽くするための設定にしておければ、だいたい220~180ぐらいは出るので、自分のリフレッシュレートと合わせて上限を160にしています。

ここはディスプレイの性能との兼ね合いがあるので、良いディスプレイを使っている人はPCも良いものにして、高フレームレートを安定して出せるようにしておきたいですね。

レンダリング解像度は基本100でディスプレイと同じにしておくのが良いのですが、どうしてもフレームレートが出ない、という時はここを下げると変わります。ただ、結局解像度を下げているのと同じなので、画面はぼやけていきます。ぼやけると敵が見づらいので、フレームレートが上がっても索敵で負ける可能性があるため、触らないほうが良い項目になります。

細部とテクスチャ

見栄えという意味では、テクスチャー解像度をあまり下げてしまうと、ちょっとみすぼらしい感じになってしまうので、通常ぐらいにしておくのが良いかと思います。

自分の環境では、テクスチャー解像度以外はあまりフレームレートに影響しなかったので、好みで設定しています。

テクスチャー解像度

◆低

◆高

文字の表示される解像度が全然違うのがわかるかと思います。

低はぼやけています。

ただ、この設定は高と通常ではそこまで違いがありません。

なので、通常にしておくと良いと思います。

自分の環境化ではありますが、この項目は多少フレームレートに影響しているようです。

超低のほうが高いフレームレートで安定します。テクスチャをあまり気にしない人は、ここを低か超低にしてフレームレートを稼ぎに行くのもありです。

テクスチャフィルターの異方性

斜め方向から見た時にきれいに見えるかどうかの設定です。

実験してみたところフレームレートにはあまり影響していないようです。設定画面でもVRAMの容量が増えないですしね~。

テクスチャ解像度ほど目に見えて変わらないので、気になる人だけ好みで設定しておくぐらいかと思います。

戦闘時や、人が込み入ってる場面ではもしかしたらフレームレートに影響するかもしれません。

テクスチャ品質

爆発したときの火の粉とか、マップ上で飛んでいる小さな羽虫みたいなのとかが、高にするとくっきりうつります。

ここも自分が実験した限りではフレームレートに対する影響があまり見られないので好みでも良いかと思います。

ただ、こちらも人が多い場所などではフレームレートが落ちるかもです。

弾丸の衝撃

銃を撃った後が壁につくかどうかです。

この項目も実験した限りではフレームレートにあまり影響が見られないんですよね。

撃たれた方向もわかりますし、有効でも問題ないかと思います。まあ戦闘中はそんな余裕がないことも多いですが…。

テセレーション

多分テッセレーションのことだと思うのですが…。

3D描画の際のポリゴンをさらに分割して画像を滑らかに表示する技術をテッセレーションというのですが、そのことだと思われるのですがちょっと自信ないです。

この項目もあまりフレームレートに影響しなかったので、全体に適用する形にしています。

こちらも混戦時にはフレームレートが落ちるかもです。

影と照明

こちらの設定は使うと滑らかできれいな画像になるのですが…、自分は影の設定をオンにするとぼんやりした感じに見えて索敵しづらくなってしまうんですよね。

また、フレームレートが遅くなる項目が多いのも特徴的です。

影に処理を使っても、戦闘に直接良い影響を与えるものがあまりないのに、フレームレートは遅くなるので、基本は無効にしていることが多いです。

シャドウマップ解像度

影の品質が良くなるのですが…、索敵などにあまり意味が無い割にフレームレートに影響するので低にしています。

影で敵を判断することもないことはないですが、影の場合はきれいに見える必要はないので、あまり有用性が感じられないんですよね~。

後は好みの問題ですかね。

スポットの影のキャッシュ

VRAMの使用率は上がるのですが、自分の環境では微妙にフレームレートが安定しました。

先読みしておく分、余裕が出るんですかね。

VRAM的にも余裕があるので、ここは有効にしています。

日陰のキャッシュ

スポットの影のキャッシュと同様、こちらもフレームレートが微妙に安定したので、有効にしてあります。

キャッシュに関しては余裕があるのならば有効にしておくのも選択肢の一つです。

ただ、グラボが辛いようでしたら、切ることになると思います。

パーティクルライティング

小さい光の粒で炎や煙などを表現する技術をパーティクルエフェクトというのですが、その品質設定になります。

高いほうがリアルに見えますが、特に戦闘で有利になる感じがしないので低にしています。

ここは高い設定にするとフレームレートが落ちます。

DirectX Raytracing

DirectXにレイトレーシングを入れるやつですね。

レイトレーシングってのは光を物理法則と同じようにシミュレートして写真のようにリアルな画像を作りだす技術です。

この設定は確か対応しているグラフィックボードが限られている気がしましたが…。確かGTX1060以上のグラボだった気がします。それ以下のものでは項目自体が出てこないようですね。

有効にするとかなりフレームレートが下がるので、基本は無効にしています。

あと、レイトレーシングを有効にするとアンチエイリアスがオンになってしまうので、そうなると自分は非常にプレイしづらいので、それもかねてオフです。

アンビエントオクルージョン

アンビエントオクルージョンは陰影をきれいに表現する技術です。まあ細かく言うと色々あるのですが、ゲームをプレイする分にはその程度で良いと思います。

一応比較的VRAMの使用量か少なくて済む技術ではあるのですが、有効にするとフレームレートが低下するので、影の描写を重要視しない自分は無効にしています。

スクリーンスペースリフレクション

スクリーンスペースリフレクションとは反射をきれいに表現するための技術です。

水たまりにうつる的な、ピカピカの床にうつる的な、あれです。

直接的な索敵に関わらないので、無効にしています。

有効にするとフレームレートが低下します。

後処理効果

後処理効果は、アンチエイリアスと被写界深度以外はデフォルトのままで良いかと思います。

自分はこのアンチエイリアスが非常に重要でして、オンになっているとぼやけているように見えて非常に見づらく感じます。なので必ずオフにしています。

また、被写界深度がデフォルトで有効になっているのですが、自分は無効にしてしまいます。オンにすると、ピントが合っていない場所がぼやけるので、索敵しづらいんですよね。

アンチエイリアス

画像のシャギーを取って滑らかな輪郭にしてくれる機能なのですが、そのせいで画面全体がうすぼんやりに見えてしまって、自分は非常にやりにくいのでオフにしています。

グラボの容量もある程度くうので、軽くするためにもオフにしておいたほうが良い項目です。

またフレームレートも低下するため、基本はオフにしています。

被写界深度

写真を撮るときによく使われる言葉ですね。ピントが合っている奥行きの範囲のことを被写界深度というのですが、ここではちょっと違った形で使われています。

被写界深度が深い、と言う場合は、手前から奥まで全部はっきりとピントが合っている状態を言います。被写界深度が浅い、というのは手前だけ、特定の花だけ、などにピントが合っていて、その他の部分はぼけていることを言います。

このゲームでの被写界深度の設定項目を有効にすると、カメラのレンズをシミュレートしてピントが合っていない場所をぼかす機能が有効になります。

正直、ここを有効にするとゲームとしては不利な気がするのですが、人によっては有効にして覗いている部分だけが良く見えるほうが当てやすいんですかね。自分はエイムしている場所以外の敵が見づらくなるので、無効にしています。

ここを有効にすると、微妙にフレームレートが下がるため、フレームレートが優先の場合は無効にするのが良いです。

フィルム密度

これ、説明文を読んでも良くわからないんですよね。

なので触らずに初期設定のままにしています。

ワールドモーションブラー

移動するときに画面がぶれるんですよね、これを有効にすると。

確かにリアルな映像にはなりますが、戦闘時には有利にならないので無効にしています。

ウェポンモーションブラー

自分が動作したときに、自分の武器がぶれんですよね。

これもリアルな映像という意味ではそうなんですけど、FPSとしては意味がないので無効にしています。

フィルム粒子

これも説明文を読んでも意味がわからない項目です。説明文の画像を見る限りでは、画像のノイズが増えるようですね。

特に必要なさそうなので0にしています。

まとめ

フレームレートを稼ぎたいけど、あまりにみすぼらしい画面でやるのはちょっとな~という人は、細部とテクスチャだけある程度高くして、後は切ってしまうのが良いです。

特に影の部分とアンチエイリアスがフレームレートを落とす要因になります。なので、まずは「影と照明」と」「後処理効果」の部分を無効にしていくのが良いかと思います。

後はプレイに有利になるかどうかになります。

自分はギザギザしている画面(Photoshopでシャープをかけたような画面)のほうが敵を見つけやすいので、できるだけそちらによるような設定にしています。基本はアンチエイリアスを切ってしまうことですね。

滑らかな画像だと、遮蔽物から一瞬出てくる敵に対する反応が遅れるんですよね。

サーチアンドデストロイとかサイバーアタックで、敵が顔を出しやすい場所で待っていても先撃ちできないとかになると残念なので、ドットいうか、敵の輪郭がはっきり見える設定にしています。

とは言ってもこの辺りは好みなので難しいところです。

自分は144HZのディスプレイにしてフレームレートを144以上で安定させるようになってから、シューター系のゲームの成績が目に見えて良くなりまして、自分が索敵しやすい感じのグラフィックというのが、結構固まっています。

そのため、どのゲームでもフレームレートを144以上、後はアンチエイリアスを気って、自分が許容できる範囲ではっきりした画像にする、というゴールがあるので、そこに向かって微調整していく感じになります。

この最終的なゴールは人によって違うはずです。最低限の有利不利はありますが、そんなの気にしないでも上手い人は上手いです。なので、好みの問題も大きいと思います。

機材の仕組みから最低限の有利不利がわかったら、後は自分の好みで突き詰めていって、最終的に自己満足できる形になるのが、楽しくゲームをプレイする秘訣かな~と思います。