webで読んだ漫画の感想を備忘録的に書いていく。
「しめるちゃんはつきまといたい」。
出版はKADOKAWA 、原作は地雷原、漫画は佐伯淳一。無料で読むには、webだとComicWalker。
妖怪系ラブコメ漫画。最後のほうは打ち切りっぽい展開だった。
呪われた男子高校生とそれに憑いている妖怪の話。
男子高校生は呪われているせいでいろんな悪いものをどんどん引き寄せるため、それを守っているのが濡女子という女妖怪のしめるちゃん、という話。
一応1話はミスリードするような形で展開するけど、1話だけで、後は憑いている妖怪とのラブコメ。
しめるちゃんはつきまといたいの感想
濡女子は妖怪の一種。『画図百鬼夜行』とかには載ってなかったような。あっちに載ってるのは濡女で全然違う妖怪。
濡女子は海から出てきて名前通りに髪が濡れていて、人に微笑みかけてくる。その笑いに人が笑い返すと、笑い返した人に一生つきまとうという妖怪で、笑い返してくれた男子高校生にストーカーのように付きまとうという話。
ストーカーのように付きまとうのだが、その男子高校生は呪われているので、濡女子がその悪意から守っているというのが本当のところ。
日常生活を送りながら、いろいろな妖怪や陰陽師とかの登場人物が出てきて、彼らに絡みつつ、なぜ呪われているのかがわかってきて物語が進んでいくという話。
主人公の妖怪はとてもかわいい造形で、物語の進み方も悪くなかったのだけど、ある意味ワンパターンだったのが辛かったかも。
物語として動き始めた頃には打ち切りが決まっていたのか、新しくできたキャラも広がりがなく、なんとなくで終わってしまった感じ。
キャラ造形なども良かったので、もう2巻ぐらい読みたかった感じ。