異世界ワンターンキル姉さん【webで読んだ漫画の感想】

webで読んだ漫画の感想を備忘録的に書いていく。

春アニメになってたので試しに読んでみた「異世界ワンターンキル姉さん」。

出版は小学館 、原作はこのえ、作画は田口ケンジ。無料で読むには、サンデーうぇぶりとか裏サンデーとか、アプリだとマンガワンとか。

原作はなろうで「異世界ワンターンキル姉さん ~姉同伴の異世界生活はじめました~」として読める。


車に引かれそうになった少女を助けて異世界転生する話。ステータスオープン的なよくある異世界転生。

一応まだ死んでなくて、昏睡状態で異世界にという設定になっている。

本人は強くなくて、助けてほしいと強く願って呼んだ姉がすごく強いという話。

異世界ワンターンキル姉さん

テンプレ的な異世界転生世界。ギルドとかステータスとか冒険者のランクとか、そういった部分はテンプレを踏襲している。

変えているのは、転生した本人ではなく「姉」が強いというところ。ゲーム世界とか転生で本人以外も強いよね的なのはたまにあるけど、その亜種の1つ。

主人公は強くないけど、姉の功績がそのまま主人公の功績になってしまい、そのせいでギルドの地位が上がってしまって、ばれたら不正になってやばい、なんとか隠さなきゃ、でも地位に見合った期待もあって……という感じでクエストをこなしたり、もめ事に巻き込まれたりというストーリー構成。

とにかく姉が強いので、そこが起点に話が進む。

ライバル的に出てくる魔族にも姉属性をつけて、とりあえずそれで序盤は話を引っ張る感じ。

一応異世界転生ものだが、相手の強さなどよりも、姉の強さを隠しつつも、自分がある程度活躍しないとまずくて、それで強くなっていく過程の中で、他の女性キャラクターとの掛け合いなどで話を膨らませていく感じ。

原作の雰囲気をそのまま上手くコミカライズしているので、話としては悪くない、かつ、小説も漫画も長く続いていてアニメにもなったので、なんだかんだと需要はある模様。