『Crucible(クルーシブル)』Amazon Game Studiosの新作無料TPSゲームのトレーラー発表。steamにての無料プレイ。リリース予定日は5月21日

Amazon Game Studiosが新作ゲーム『Crucible(クルーシブル)』を発表しました。

三人称視点(TPS)のシューターゲームで、MOBAとキャラクターベースのシューターゲームが合体した感じのゲームです。今までのキャラクターベースのゲームよりもかなりMOBA寄りで、PvPvEですね。

LOLやdotaのようなMOBA系ゲームと、APEXやOverwatchのようなキャラクターシューティングの良いところを組み合わせて、ちょっとひねりを加えた、みたいなゲームです。

プラットフォームはsteamで、無料ゲームとして提供されます。

リリース予定日は5月21日です。

2016年ぐらいに12人のプレイヤーで戦うアクションシューターゲーム、みたいな感じで発表されていたのですが、その後ほとんど情報がなかったんですけど、ついに出るんですね。

以前のCrucibleの紹介では、ゲーム実況プラットフォームのTwitchを使った視聴者参加型、みたいなことも書いてありましたが、どうもその辺りは何も触れられていないようで、色々企画の段階で立ち消えになったんですかね。

ローンチする前にApex Legendsとかでちゃってますし、かなり試行錯誤した結果でしょうか。

画像は『Crucible(クルーシブル)』 公式ページより

以下、steamページです。

steam 『Crucible』
URL:https://store.steampowered.com/app/1057240/Crucible/

現段階では日本語は未対応のようです。残念。

以下、公式ページです。こちらも日本語は未対応のようですね。

Crucible 公式ページ(英語)
URL:https://www.playcrucible.com/en-us

『Crucible(クルーシブル)』の概要

画像は『Crucible(クルーシブル)』 公式ページより

トレーラーを見たり、海外のニュースメディアのプレイ動画を見る限りですが、LOLやdotaのようなMOBA系ゲームと、APEXやOverwatchのようなキャラクターシューティングがくっついたような、そんな感じです。

PvPvEですね。

モードにもよりますが、キャラクターベースのシューターゲームでスキルがあり、そのうえでLOLやdotaのように敵を倒しつつ自分のレベルを上げて能力を強化していく、というゲームのようです。

モードとしては4vs4で戦うMOBAのようなモード(ボスというかボス拠点を先に一定数倒したほうが勝ち)と、2人組×8チームで戦うバトロワモードと、8vs8のポイント獲得モード、が最初は用意されているようです。

『Crucible(クルーシブル)』のMOBAに寄ってる要素

MOBAっぽい部分は、バトル前にハンター(各キャラクターのこと)が、レベル1、3、5でアンロックするスキルの能力セットを選ぶ、という要素があることです。

レベルを上げるにつれて、最初に選択した能力セットに応じて、アンロックされるスキルが変わるため、キャラクターのプレイ方法に変化が生まれます。MOBAというか、スキルを選ぶ時点でMMOみたいですね。

選択した能力ですが、レベル5の能力に何を選択しているかは使ってくるまでわからない、というのが特徴です。対戦相手がプレイしているハンターは見ればわかるわけですが、選んだ能力セットは開示されない、ということですね。これはひねりを加えた要素でしょうか。

ただし、従来のMOBAほど役割が明確ではないようで、この辺りはシューターゲームに近い感じです。それでもロールの影響力強いよね、なら、Overwatchみたいでしょうし、そんなに影響が強くなければApex Legendsみたいな感じでしょうか。

あと、MAPの作りもすごくMOBAっぽいです。

MOBAと同様に、試合が進むにつれてレベルが上がりハンターが強力になっていくため、レベリングについての有利不利はLOLと同じような感じになりそうです。

レベリングはマップに存在するモンスターを倒したり、敵を倒すと上がる、という要素のようでして、MOBAのように重要なモンスターを奪い合って戦闘が起きる、とかありそうです。

MOBAやキャラクターベースのシューターゲームのいいとこどりをしつつ、いくつかの要素でひねりを加えて差別化している、そんな印象です。

『Crucible(クルーシブル)』のバトロワ要素

画像は『Crucible(クルーシブル)』 公式ページより

バトロワモードはデュオ×8チームで戦うようなのですが、かなり特徴的で、途中で相方がやられてしまった場合、別のチームの一人になってしまった人と、再度チームを組むことができるらしく。

最後に残った人数が3人になると、そのチームは解散されて全員が敵になり、最後に勝つと元のパートナーも勝利としてカウントされるようです。

バトロワに関しても、Apex Legendsを基調としつつ、ひねりを加えている、そんな感じにしているようですね。

開発中にApex Legendsが出てしまったので、かなり苦しんだんじゃないかと想像できますが、どんな感じに仕上がっているのか気になるところですね~。

正直、プレイしてみないとどんな感じなのかわからないですよね。

フレンドとプレイしてたらどうなるんですかね。というか、フレンドとのプレイって可能なんですかね。

そういった細かい部分も、出てみないとわからないですよね~。

『Crucible(クルーシブル)』のビジュアル面

画像は『Crucible(クルーシブル)』 公式ページより

トレーラーを見て最初に思ったのが、「三人称視点のオーバーウォッチ」でした。

あと、「アンセムのPVPVEバージョン」みたいにも見えました。

ビジュアルはオーバーウォッチ感が強いですね。武器の要素なども、ビームみたいなの撃ってたり、いろんな銃だけでなく剣で攻撃しているシーンがあったりと、キャラクターベースのスキルと武器、みたいな感じです。

ロボっぽいキャラクターや、猫っぽいキャラクターや、スモークを使ってオートエイムなんてものは存在しないわって言いそうなキャラクターとかもいますね。

クリーチャーというかモンスターの迫ってくる感じだったりはアンセムみたいだな~と。アンセム以外にも、ボーダーランズとか他のPVEシューター感もあるのですが、三人称視点だからなのか第一印象ではアンセムっぽく見えました。

三人称視点なためプレイアブルなキャラクターが見える分、スキンの販売とかバトルパスシステムとかでマネタイズはしやすそうに見えます。

まとめ

懸念としては、ただでさえMOBAって忙しいゲームなのに、三人称視点でそんなに色々できるかな~?というところですね。

MOBAは忙しいとはいっても、俯瞰的な視点なので、プレイしながら比較的情報を把握しやすいですが、三人称視点でエイムしながらモンスターも敵プレイヤーも拠点もって把握できるかな~…と。

既存のゲームの要素を大きく取り入れて、そのうえで「ひねり」を加えているので、ゲームシステムが複雑になっていたら、難易度高くなっちゃうのかな~というのも自分としては不安です。

これで購入ベースのゲームだったらしり込みするところですが、無料ということなので、とりあえずプレイしてみる、でいいと思います。

忙しそうだけど面白そうですからね~。

このジャンルのゲームは非常に競争が激しいというか、勝ち残るのが難しい環境になってきましたね~。

そこにAmazonが殴り込んできたわけですが、どうなるんでしょうね~。MMOとかも開発してましたけどね~。まずはシューターゲームから来ましたね。

既存のシューターゲームに変わる新しいジャンルが出てくると良いですが、その一つになれるのかどうか、注目です。

© 2020, Amazon.com, Inc. or its affiliates. All rights reserved.