カード選択式のアドベンチャーゲームです。
島を探索しながら、仲間やアイテムを集め、少しずつ進める場所を増やしていくことで、ゲームを進行させていきます。
回答は1つだけでなく、様々な進め方があり、一周も短いため、周回することが前提なゲームでもあります。
Pilgrimsピルグリムってなんだろうなと思って調べると、ピューリタン(清教徒)というのが出てきました。勉強不足なため、このゲームとのつながりとか舞台設定とかはわからないのですが、もしかしたら関係あるんですかね~。
steamでもPC版が販売されています。
Pilgrimsの特徴
独特の絵本タッチなグラフィックが特徴なゲームです。
基本はアドベンチャーでして、マップを移動し、様々な人とコミュニケーションを取ることでゲームが進んでいきます。
マップ内にはイベントが用意されている場所があり、そこではアイテムを取得できたり、他の人がいてコミュニケーションを取ったりできます。
そこで手に入れたアイテムや仲間は、カードとして画面の下側に表示されます。
各場所で、このカードを場に出すことで、アクションが起き、正解だとゲームが進んでいきます。
会話は謎言語で、文字情報はありません。そのため音声からは会話の意味は分かりません。キャラクターのジェスチャーと、吹き出しに出てくるアニメーションでなんとなく意味がわかります。
そこから推測して、手札からアイテムを試してみる感じです。正解だと何がしかのアクションがあり、物語が進んでいきます。
Pilgrimsのプレイ方法(タッチパネル)
操作は簡単です。
マップ時の移動と、イベント時のアイテム選択になります。
移動時は行きたい場所をタップすると、その場所に進んでいきます。
ショートカットとして、イベントが起こる目的地をダブルタップするとすぐにその場所にワープできます。
イベント画面では、画面下にあるカードを左右にスワイプし、該当のカードを画面の上側にスワイプするだけでOKです。
アイテムだけでなく操作するキャラクターもカードになっているため、どの人でコミュニケーションを取るかも画面下のカードから選ぶことになります。
Pilgrimsの攻略
元ネタが日本人ではわからないっぽいものが多く、最初は手あたり次第に試してみる、といった感じになります。
わかるとかなり面白そうなのですが。ピューリタン(清教徒)の逸話とかそういうものが関係しているのかもですね。そのあたりに疎いので自分は全然わかりません。なので、試行錯誤してみる、といった形になりました。
とは言っても、そこまで難しいことではなく、アイテムを変えてみたり、同じアイテムでも使う人を変えてみたり、などを繰り返して行くとストーリーが進んでいきます。
基本の1つに物々交換があります。必要な交換アイテムを作るために、別のイベントで必要素材を集めて、みたいな進め方です。
例えば魚が必要なんだけど、釣り竿が必要で、釣り竿があってもエサがないと…、的な形になっています。
回答は1つではないため、様々な攻略方法があるのも特徴の1つです。
ボリュームとしては少なめで、一時間ぐらい、ゆっくりやっても数時間もあれば一周できてしまうと思います。steamでの販売では500円なので、そのぐらいの規模感だと思うとわかりやすいですね。アップルアーケード向きなボリュームです。
解法に関しては、カード型の実績のようなもので管理できるようになっています。全て解放するために周回するのもありですね。
攻略するほど難しいゲームではないかと思います。
Pilgrimsの開発会社
以下は公式ツイッターです。
PilgrimsはAmanita Designが開発です。
アドベンチャーゲームの作成には定評のある会社さんです。『マシナリウム』や『サモロスト』というアドベンチャーゲームが有名ですね。
どちらも昔のゲームではありますが、非常に評価が高く、このアップルアーケードでの露出で過去のゲームも再度脚光を浴びるのではと思います。
まとめ
アドベンチャーゲームで定評のある会社が、アップルアーケード向けのUIとそのストーリー性を両立させるためにとったUI、といった感じのゲームです。
スマートフォンでのタッチ操作でストレスがないため、プレイしやすいのも印象的でした。
PC版と両方あるゲームは、PC操作によっているUIが多く、タッチパネルや小さな画面では操作が難しかったり、タッチするオブジェクトが指では小さすぎたりするのですが、Pilgrimsはその点が良く考えられているカード型UIで、操作にストレスがないところが良かったです。
お使いをクリアするために行ったり来たりが必要で、なんだかんだで色々とやることがあるゲームですが、各キャラクターに性格の違いがあったり、それがゆえに進み方が違ったりと、アドベンチャーゲームとしては良くできていると思います。
特に操作キャラクターまでカード化するという発想はちょっと面白いなと思いました。カードゲームだったり、オートバトル系のゲームをちょっと思い出しました。できるだけ画面に余計なものを出さずに、シンプルなデザインにして、スマホでもわかりすくストレスなくプレイできるようにしたUIですね。
さくっと一周できるので、アドベンチャーゲーム好きにはお勧めのゲームです。