ブロールはMTGアリーナのフォーマットの1つです。
マジック:ザ・ギャザリングには統率者戦という1体のヒーローを決め、各カード1枚のみを入れて戦うフォーマットがあるのですが、それのMTGアリーナ版といった感じです。
統率者という、伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーを一体選び、その統率者の固有色だけでデッキを組みます。
デッキの枚数は60枚で、基本土地以外のカードは全て1枚のみで構成します。
統率者は、最初から唱えられる専用の領域に置かれ、土地の枚数が足りればすぐに出せます。
統率者は、倒されても統率者領域に戻ってきて、再度使うことができますが、戻ってくるたびに2マナずつコストが増えていきます。
ブロールで使えるカード
ブロールはさらに2つのフォーマットに細分化されます。
スタンダードブロールと、ヒストリックブロールです。
名前から想像できると思いますが、ブロールをスタンダードかヒストリックのカードプールでプレイできるということになります。
スタンダードはカードのローテーションがあり、限られたカードしか使えませんが、ヒストリックはカードのローテーションがなく、多くのカードを使うことができます。
その性質の違いから、メタ環境も大きく異なり、過去の資産が物を言うヒストリックと、直近のカードで戦うスタンダードでは、勝つための対策が大きく変わってくるので注意が必要です。
初心者の場合は、スタンダードのほうが比較的カードを揃えやすいですが、通常のスタンダード戦に比べると、ブロールのほうが難しいため、ある程度カードを覚えてからプレイするほうが楽しめると思います。
ブロールの大きな特徴として、基本土地以外のカードは、デッキに一枚しか入れられません。コンボを組むにしても、複数パターンの組み合わせを作れるぐらい、数多くのカードの特性を理解している必要があり、初心者にはちょっと難易度高めです。
ある程度カードを覚え、慣れてきた時に、スタンダードだとカードが足りなくて使ってないようなカードを入れて、なんとなくデッキを作ってみたりすると面白いです。